わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

ドラッグしたらインクルード

先週から今日の午後まで,授業の準備,研究室の後期活動の計画のほか,科研の研究計画調書を作っていました.本日が学内チェックの期限でして,なんとか間に合いました.
作成にあたっては,今回も,科研費LaTeXのお世話になりました.
Windows用のEmacsでkiban_c.texを開き,昨年度書いた情報のうち,使えるものを貼り付けていきます.C-x 2で上下2分割をし,去年のtexファイルをドラッグ&ドロップ…
なのですが,開いてほしいファイルが,Emacs上に表示されません.Emacsの用語で言い換えると,バッファが作られないのです.
C-x C-fによるキー操作でファイルを開きました.そしてコピーして貼り付けてから保存し,とりあえずpdfにしてみるか,と,ptex2pdfコマンドを実行すると,エラーです.
これまで見たことのない種類のエラーメッセージが,表示されます.
kiban_c.texを読み直すと…
不自然なところに,「\include{../../(以下略)}」が入っていました.
ドラッグ&ドロップによって,そのファイルを編集するためのバッファが作られるのではなく,「\include{ファイル名}」が相対パスで挿入されたのでした.
少し考えて,Shiftを押しながらドラッグ&ドロップしてみました.こうすれば問題なく,elscreenの機能*1によって,新たなスクリーンが作られ,表示されました.\includeナニナニは,texファイルに書かれていません.
texでないファイルを表示しているところで,Shiftキーを押さずに,適当なファイルをドラッグ&ドロップすると,そのファイルが表示されました.
「\include{ファイル名}」による挿入は,YaTeX(野鳥)のどこかのバージョンで追加された機能,なのでしょうか.

*1:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20101110/1289325516(Shiftを押しながらDragで,複数のファイルを別々のスクリーンで開く)に書いたコードは,現在の環境でも,設定ファイルに入れていたのでした.