「パパ,見て,見て」
「ん? うえの子か.どうした」
「じ石,学校から持って帰ってきてん」
「んん…理科の授業で,磁石の勉強をしたんか?」
「そうやねん」
「へえ」
「これが,U字のじ石で…こっちが,ぼうじ石」
「ふむふむ.あのその磁石な,パパのカバンに近づけんといてや」
「なんで?」
「パパのカバンの中にな,磁石に弱いモンが入ってんねん」
「どんなん?」
「せやなあ.磁気カードっちゅうのんにやなあ,磁石を近づけたら…磁気カードが使いもんにならんようになるから」
「わかった.ケースにもどしとく」
「ほお,専用の入れ物もあるねんな.戻しとくほうがええわ」
「じゃああたし,ばんごはん食べるね」
「ああせやせや.パパももらおう…あ,思い出したうえの子よ」
「なに?」
「今な,棒磁石,2本あったやんか.同じ大きさの」
「あったけど?」
「あれをな,縦長になるように,くっつけたら,真ん中がN極になるかS極になるか,っちゅうのは授業でやったか?」
「なにそれ?」
「え? やってないんか? 2本の棒磁石を,左右に,横長になるように握って…(握ったふりをする)」
「んで,『アー』って,ペンパイナッポーアッポーペンみたいにくっつけんねん」
「そんなんせえへんよ(軽く笑う)」
「もう,ペンパイナッポーアッポーペンって,踊らんか?」
「うん,だって1年前やもん」
「まあなあ.ちなみにくっつけたら,真ん中は磁力が打ち消されるんやけど」
「えっ,そうなん?」
「あれれ,授業でやってへんのかいな…って,今はやらんほうがええで.晩ごはん,食べよ」
「そうする.パパ…食べてるときに,わらわせやんといてや!」
「ふむ,笑わしたらあかんのんか」
「…」
「….アイハヴァ棒磁石ぅ〜♪」
1秒置いて,パパの横に座っていたすえの子が激しく笑い出し,次にうえの子も,笑ってくれました.
磁石の基本的なことは,以下でQ&Aとしてまとめられていました.
jubeatの「ペンパイナッポーアッポーペン」には,昨年,驚かされましたが,先日,ポップンミュージックに「ようこそジャパリパークへ」が収録されているのを知り,EXでクリアしました.爽快な譜面でした.