昨日の記事の続きです.1泊旅行でした.翌日の朝食はバイキング形式でして,開始時刻より10分も遅れると,座席の多くが埋まっており,我々家族は,4人と4人に分かれました.
自分のテーブルは,うえの子,あとの子,すえの子,そしてパパ=自分です.
子らは取りすぎてあとで食べられないのを見越して,自分は控えめに取って食べました.
うえの子が「これ,食べてくれる?」と,パンを差し出してきたのですが,その手元には,パンの中のチョコレートの小粒を取り出して,くっつけて直径3cmくらいの球状にしたものがありました.
「これは?」
「パパ,これも食べる?」
「食べろと言われれば…」
「(ちょっとボケてみるか)そういえば,これくらいの大きさのを,コロコロと転がして運ぶ虫,おるよなあ…」
ここで目配せをしました.みなが食事をとっているので,「フンコロガシ」と言ってはいけないよという,注意喚起です.
うえの子は,分かったという表情をしました.あとの子も,察してくれました.
1秒後,察してくれない子が,喜んで言ってくれました.
「フンコロガシ! フンコロガシやろ!!」
すえの子です.叱るわけにもいきません.ボケた自分が,悪いのです.
子らがデザートを食べ終わったら,足早に食堂をあとにしました.