月曜・火曜と,妻子で車に乗り,旅行に出かけていました.
宿泊先は某県某市の街中です.ホテル内では満車と言われ,提携駐車場の地図をもらって行き方を聞きました.
とはいえ,みんなでそこへ行く必要はなく,荷物を降ろしてチェックインし,自分だけ,引き続き車に乗ることにしました.
駐車場は無事に見つかり,フロントに渡してくださいとカードを受け取ってから,歩いてホテルへ.
ロビーに,見知った顔はありません.妻に電話をかけると,「○○○号室に来て!」とのこと.
エレベータに入って,ダメだこりゃと直感しました.階数を押すボタンのそばに,小さな機械があって,そこにルームキーをタッチさせないと,上の階に行けないのです.ルームキーは,持っていません.
いったんエレベータから出て,再び妻に電話をかけました.「じゃあ,みんなで降りるから,待ってて」となりました.
商店街を歩いて,夕食をとり,みな満足したところで,ホテルに戻りました.エレベータには自分が最後に乗って,到着階では最初に降り…
廊下は,左右に分かれています.
「どっちなん? 案内してくれるか」と言い,そこで子らのとった行動に,腰を抜かしそうになりました.
「わかった!」「いいよ~」と言う,さきの子とあとの子が,廊下の左右,それぞれ反対方向に,走りだしたのです.
再び姿を見せたのは,さきの子です.「あ,まちがえた!」と言いながら,あとの子を追いかけました.
やっと,部屋に入ることができました.大浴場はなく,室内風呂で汗を流したあとは,次の日も運転するからと,早めに寝ました.