わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

ブーブーいうな

 すえの子がたびたび,ママの言うことに対して,「ブー!」と言い返していました.
 回数が10を超えたところで,パパの口が開きました.
「すえの子よ,ブーブーいうな.お前はブタやないんやから」
と言ったら,父親から娘への,普通の指示だったのですが,
「すえの子よ,ブーブーいうな.お前はブタやねんから」
と言ってしまったもんで,室内の空気が一変しました.さきの子とあとの子が,パパに殴りかかりました.


 上記は,何か月か前,夕食での出来事です.思い出したように*1,「こういうやりとりあったな」と子らに言うと,たいていあとの子から「それ(お前はブタやねんから)は言ったらあかんわ」と返ってきます.
 生まれたのが1年2か月違い(ただし学年は2つ違い)のため,すえの子には時折,さきの子・あとの子を姉と認識していない言動があります.それに対し,さきの子・あとの子からすると,すえの子は守ってやりたい妹となっています.
 本日で2010年代はおしまいです.この10年間,家庭ではさきの子・あとの子・すえの子の誕生と四人の娘の成育を中心に日々が過ぎ,職場では情報処理教育に時間を取られながら,意欲のある学生そして科研費とともに,なんとか研究活動を進めてきました.ソフトウェア活用に関しては,Dockerを挙げないといけません.インターネットとセキュリティ,プログラミングとコマンド実行,再現性と最適化,バージョン管理と永続化,といったさまざまな(使いこなす上での)知識やスキルが必要となり,研究室の学生が習得するのにちょうどよいものであるとともに,面白いものを作って公開すれば多くの人が使ってくれるという魅力を持ち合わせています.
 2020年代を思い描いてみますと,みなが健康に過ごしていけば,うえの子は成人を迎えます.そして自分は,父の生きた日数を超えることにもなります.教育・研究に関しては,一つ一つ(学生一人一人)に真摯に向き合いアウトプットしていくとともに,計算機ネットワークとは異なる「情報をつなぐネットワーク」の専門家になりたいと考えています.

*1:他に今年,思い出すことといえば,伊勢神宮でのあとの子迷子事件https://takehikom.hateblo.jp/entry/20190108/1546894602があります.