わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

修論査読・卒論添削

 先週,学内のMoodle修士論文が提出されました.
 事前に割り振られていた査読者一覧をもとに,読むべき論文のPDFファイルをダウンロードし,一つ一つ,見ていきました.修士論文提出者を多く持つ教員の査読論文数は少なく,またその逆も言えまして,研究室にM2学生がゼロの自分は,昨年度までよりも多めに,他の研究室の学生の書いた文章を読むことになりました.
 週末も使って,伝えるべきことを洗い出しました.ある学生はTeX編集に起因し,また別の学生はWord編集に起因する,不具合がありました.文献の書誌情報がおかしいなあと思いながらブラウザで検索してみると,違和感の原因が解消しました.
 今日は何度も見直しながら,査読結果をWordファイルにして,とりあえず2人にメールで通知しました.
 学食から戻ってきて,次にチェックしないといけないのは,研究室の学生の卒論原稿です.先週金曜日を,初回チェックの期限に設定していました.OneDriveの共有フォルダの所定の位置を見て,順に読みながら,修正すべき事項を箇条書きにしました.複数の学生で共通する修正指示は同じ文言にして,メールを送りました.
 3人に指示したのは,図番号の書式です.章番号と,章の中の通し番号の間に置く記号は,「-」ではなく「.」とせよ,例えば「図2-1」は「図2.1」と書きなさい,というわけです.どうしてこぞってハイフンなのか,気になり,昨年度の研究室の卒論を開いてみると,M1学生の1年前の卒論で,ハイフンを使用していたのでした.
 修士論文の残りの査読,卒業論文の紙媒体でのチェック,その他もろもろ学内行事はまだまだ続きます.