夕食と声がかかったので,降りたのですが,まだとのこと.
席について,目にとまったのは,青い輪ゴムです.
家族全員の箸を置いて,自分の席に座ったすえの子に,「これ,よお見ときや」と言いました.
小学校以来なのですが,えっと…
脇を締め,左右の手の甲を,すえの子に見せるようにして…
左右両方の親指と人差し指で,輪ゴムをつまんで…
手と手は数センチほど開けて,横長になった輪ゴムを見せ…
数秒おいて,緊張感を高め…
「ピン!」の音で,輪ゴムを消しました.
「すえの子よ,輪ゴム,パパの左右の手ぇのどっちにあると思う?」と尋ねました.以下のリンク先に,イメージ写真があります.
すえの子が少し考えて,「こっち!」と,こちらの左手を指しました.握り込んだ輪ゴムを見せて「あたり!」と答えました.
ぜんぶで4回やって,2回があたり,2回がはずれでした.
横で見ていたさきの子が,「うち,したい!」と言うので,輪ゴムを渡しました.解答者は,すえの子と自分です.
「ピン!」の音で,輪ゴムが片方に…
いえ,彼女の左手の中に入り込まなかった,輪ゴムの一部が見えています.緊張がほぐれました.
そういえば朝の食卓に納豆パックがありました.久しぶりだなあと思って自分のところに引き寄せ,味噌汁とおかずとごはんに1回ずつ,箸をつけ,開けようとパックを手に取ったところで,「それ,うちの!」と言ってさきの子が納豆パックを取っていき,大きなスプーンで食べ始めたのでした.