- Oracle、Big SurとMontereyで発生していた不具合を修正しサポートしていないApple M1チップ搭載のMacにインストール出来ないようにした「VirtualBox 6.1.30」をリリース。
- VirtualBox その115 - VirtualBox 6.1.30がリリースされました・VirtualBoxをインストールするには - kledgeb
M1には関心がありません.「Windows 10 VMがHyper-Vモードを利用しようとするとVMの起動が妨げられる問題」が解消されたとのことです.
以前,Windows 11にアップグレードしたノートPCに,6.1.28をインストールしたところ,ゲストOSのDebian 11がうまく起動しませんでした.「Windows の機能の有効化または無効化」のチェックをいくつも外して*1再起動し,やっと起動(GUIログイン成功)したものの,WSL2と同時使用できなかったため,チェックを戻して,VirtualBoxをアンインストールしていたのでした.
本日,VirtualBox 6.1.30のインストールを行い,ゲストOSのファイルは削除していなかったのでそのまま起動すると…エラーが出ずに無事進行し,ログインもできました.
そしてこのPCでWSL2は…プロンプトが出ました.なじみのコマンドも実行できました.
といったわけで,簡単な動作確認ではありますが,Windows 11をホストOSとして,VirtualBoxが動き,かつ,WSL2と共存できることが分かりました.
ただしhttps://www.virtualbox.org/には今のところ「11」が書かれていませんので,Windows 11をホストOSとするのは推奨できません.図らずもアップグレードしてしまい,VirtualBoxを使う必要があるときには,このバージョンがお勧めといったところです.
来週月曜が最終回の科目(ただし多くの学生は第4クォーターの科目で,異なる教員,同じVirtualBox,異なるゲストOSで,新たな課題に取り組みます)でも,アップグレードするかしないかは各学生に委ねるとした上で,動作報告をしておこうと考えています.