第4クォーターの授業が始まりました.
主担当科目は,木曜1コマ200名超のプログラミング科目だけです.と思いきや,午後6時に終わる分担科目を3コマ分,実施しないといけないのでした.
ともあれ,プログラミング科目の準備です.第3クォーターでは,ソースコードと実行結果を,Moodleのオンラインテキストで提出してもらっていましたが,第4クォーターでは,ソースはファイルにしてアップロード,実行結果はオンラインテキストと,分けます.
合わせて,ソースコードのチェックを行います.昨年度のルールは次のとおりでした.
第4回以降,プログラムをファイルアップロードにより提出する課題の答案について,以下の場合には減点します.
- ファイル名の拡張子が「.c」でない.
- テキストファイルでない(Word,PDFなど).
- ソースコードに,全角文字を使用している.
- インデント(字下げ)が2行以上,適切でない.
「ソースコードに,全角文字を使用している.」とはどういうことかというと,paiza.IOでは,文字列リテラルでないところの全角空白が,半角空白扱いとなっているのです.そうすると,全角空白が入っても,プログラムは「動く」わけですが,上の学年で他のコンパイル環境になると「動かない」のが目に見えています.教育的指導として,減点対象とすることをアナウンスし,全角チェッカーやHackGenフォントといった対応策を,ページ内で紹介してきました.
それはさておき,上記を今年度用に手直ししました.「プログラム」には,C言語のソースコードであることを追記しましょう.そういえば昨年度は画像による提出もあったので,テキストファイルでない例示に「画像」を追加したいところです.
第4回以降なのは遅いように思います.しかし初回から減点するのも良くなく,経過措置を2週分とりたいので,減点対象は第3回以降としましょう.
ということで以下の指示になりました.
第3回以降,プログラム(C言語のソースコード)をファイルアップロードにより提出する課題の答案について,以下の場合には減点します.
- ファイル名の拡張子が「.c」でない.
- テキストファイルでない(Word,PDF,画像など).
- ソースコードに,全角文字を使用している.
- インデント(字下げ)が2行以上,適切でない.
授業の途中で,提出した答案を覗くと…
第3クォーターと同じく,ソースコードと実行結果を,Moodleのオンラインテキストで提出している答案が複数ありました.
個別に伝えたあと,減点対象にもう1項目,追加しました.
- ファイル提出にせず,プログラムをオンラインテキストに貼り付けている.
指示するだけではダメです.期限後に答案を回収して,採点しながら,上記の減点対象になるのがそれぞれ何件あるか,集計し,次回授業でフィードバックするとします.