インストール作業に先立って,ダウンロードするファイルは,「UTM.dmg」と「debian-バージョン-arm64-netinst.iso」の2つです.
「バージョン」は,本日の時点では「12.2.0」になりますが,科目のMoodleコース内で設置した文章では「12.1.0」としていました.今後も新しいバージョンも出ることを踏まえて,もととなるページからのアクセス方法を書いておきます.
UTMについては,以下のページからです.
ページ内で「Releases」を見つけます.本記事執筆時点では,「Releases」の下に「v4.3.5」「Latest」とあり,これが最新版です.リンク先のhttps://github.com/utmapp/UTM/releases/tag/v4.3.5について,英文だらけで,初めて見るとびっくりするかもしれませんが,ページの下部に移動して,「Assets」の下の表の,「UTM.dmg」をクリックすると,ダウンロードが始まります.
その間に,Debianのisoファイルのダウンロードに取りかかりましょう.以下のページからです.
ダウンロードページに移る前に,macOSで使用する際に取り違えてはいけない2つの語句を見ておきます.具体的には「amd64」と「arm64」です.インテルのCPUで動作させるためのDebianのisoファイルは,amd64を含んでいるものを,それに対しmacOSのM1/M2においては,arm64を含んでいるものを,ダウンロードして使用する必要があります.
ページを下に見ていき,「よく分からなければ、スウェーデンにあるプライマリ CD イメージサーバを使ってください。」のリンク先にアクセスします.
フォルダとファイルのリストに,表示が変わります.
ここでは「current」を選びます.そのあとは「arm64」「iso-cd」の順に選んで進むと,突然,英文のページになります.下部の「debian-12.2.0-arm64-netinst.iso」をクリックしてダウンロードします.このページをご覧になった方が,実施する際には,「12.2.0」のところは変わっているかもしれません.