わさっきhb

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micro:bitでじゃんけんもかえるも2回目

 本日,5回1セットの第2セット,第2回の授業で,実験室で演習に取り組んでもらいました.
 じゃんけんのプログラムについて,一番に動作確認を終えた2人の学生の会話が,聞こえてきました.送信者から受信者に,G・C・Pのいずれか(に対応する数値)を送って勝敗を表示するのは,受信者だけで,送信者にも表示できないとおかしいというのです.
 テーブルで,盛り上がりを見せた(というか声が大きくなった)ので,後ろから控えめに口出しをしました.送信者が勝敗を判定するには,受信者から送ってもらわないといけないけど,3人で同じ無線の番号にしていたら,受信者2人から値がやって来て,大変なことになるよ,と.
 それで納得してもらいました.
 巡回しながら,2人班でも,不都合が起こることに気がつきました.2人だけが同じ無線の番号と仮定して,太郎さんが数値を送って,花子さんは受け取って自分の手と照合して勝敗判定を行い,花子さんの手を太郎さんに送ったら,太郎さんは勝敗判定をしたあと自分の手を花子さんに送って,となると通信が止まりません.通信の,怖い話です.
 じゃんけんの,次の課題は,「かえるの歌」です.micro:bitと圧電ブザーを,ワニ口クリップでつないで,演奏をさせます.演奏そのものは,PCとmicro:bitのブロックエディタでも行えます.課題を3つの小課題に分けて,最初はドレミファソラシドの演奏で通信なし,2番目はかえるの歌の演奏でこれも通信なし,そして3番目に「かーえーるーのーうーたーがーー」「かーえーるーのーうーたーがーー」の輪唱をできるようにしました.ここで通信が必要になります.3人班なら,途中で送信を行う1番目,受信と送信を行う2番目,受信のみの3番目と,役割(そしてプログラム)が異なってきます.
 その次にも,課題を用意し,教室全体にアナウンスしましたが,後片付けの直前まで,かえるの歌の輪唱に時間をとるグループもありました.無事に1曲を演奏できて,ほとんど音を鳴らさずに拍手をしていました.
 5回1セットの第3セット,第2回は,年明けになります.