教員持ち回り担当の「世話人」の交代依頼のメールを受け取ったときには,今日の某ゼミがイレギュラーな状況になることを予想できていませんでした.
ともあれ交代を引き受けまして,今日は自分が,司会進行を行う「世話人」となりました.
11月1日付けで着任の先生が,我々のクラスタに所属することになるのを知り,初回にご挨拶をしてもらいましょうとメールを送って,準備はしていたのですが,このご挨拶を本日の某ゼミ最初に入れました.
発表する学生数は,後期開始時の計画の3名から,1名増えて4名となりました.2週間前,レジュメを提出していたけれど発表できなかった分です.
こちらはノートPCで時間管理を行い,iPadでレジュメを見ながら,前方で進行を司りました.4人目の発表ではスクリーンや発表者本人に西日が差したのですが,窓側のシェードカーテンを下ろすよう指示したのは,質疑発表に移るときとなりました.
本日でM1学生が1回ずつ,口頭発表できました.
来週からM2の発表です.単なる進捗報告ではなく,修士論文中間報告となり,和英の題目や修士論文の章立て案なども,見せる必要があります.発表方法の詳細は,後期開始時に資料を公開していました.今日の某ゼミの前に読み直し,4人目の発表のあと,さっさと教室を出たいと考える教員・学生を足止めして,アナウンスしました.
それとちょうど1週間後は,大学の年間スケジュールでは「予備日」となっていました.警報発表などで授業休止となったとき授業を入れる日ですが,後期はここまでそういった代替措置は必要とすることがなく,その場合には予備日は,授業休止日となります.
なのですが,9月末に後期発表スケジュールを検討したところ,年間スケジュールに合わせて発表学生を割り振ると,M2の修士論文中間発表の最終回が,年明け初回になってしまうことに気づきました.年内で終わらせるために,この予備日にも某ゼミを開催し,発表してもらうことを思いつきました.教員・学生へのアナウンスは後期初回でしたが,予備日の補講と,本来の第15回の休講の依頼は,予備日に代替授業をする可能性が低くなった,今週月曜に行いました.
某ゼミでは,来週,他の授業はなくてもこのゼミはあるので必ず出席するよう伝えました.それでやっと,お開きです.忘れ物がないのを二度三度とチェックし,消灯してから教室を出ました.