学会初日,帰りの大阪駅のことです.
東海道線の普通電車を降りようとして,体を持ち上げたあと,リュックサックを持ち上げるのに失敗し,上部から,床に激しく打ちつけてしまいました.
すぐに拾いあげて,車外に出たのですが,中に入っているノートPCがダメージを受けてしまったかもしれません.液晶表示がおかしくなるだとか,ましてや電源ボタンを押しても起動しないだとかになると,まずいぞと思いながらも,帰りの電車の中で,動作確認をすることはできませんでした.
帰宅して,いつもの場所でノートPCを取り出して開き…顔認証でサインインできました.画面も,キーボードやパッドでの操作も,特に支障がありませんでした.
違和感に遭遇したのは,学会2日目のことでした.
席についてノートPCを取り出して開き,キーボードで何文字かタイプすると…PCがガタガタ動くのです.
机の上に置いたノートPCの,キーボードではなく,左手前と右奥を軽く下に押すことで,ガタガタするのが容易に分かります.
机は歪んでいないので…前日のリュックサックの落下で,ノートPCが歪んでしまったとしか,考えられません.
PCは閲覧のみにして,セッション聴講を終え,帰宅しました.
学会3日目は,指導している学生発表の質疑を記録したり,座長を担当するセッションについて原稿を読んだり(学生奨励賞選定のための)記録を書き加えたりする必要があります.
ノートPCの歪みについては,布製のノートPC入れを,机とノートPCの間に敷くことで,解消を図りました.いわばクッションです.自宅では以前から,そのように敷いて,作業をしていたのでした.
座長を担当したセッションで,全ての発表が終わったあとに学生奨励賞をアナウンスし,拍手で閉会しました.教室から出て,自習机と思われるところでノートPCを開いて(そこでもクッションを敷きました),学生奨励賞をフォームで報告し,提出完了なのをメールで確認したあとに,指導学生の一人から,学生奨励賞を受賞したというメールが届いていたのに気づきました.質疑を聞き終えたあと,同じ時間帯の別の部屋で指導学生2人が発表するので移動し,セッションを最後まで視聴できなかったのでした.おめでとうのメールを送って,ノートPCを閉じてリュックサックに入れ,帰路につきました.