情報処理学会第86回全国大会で,初日午前の一つのセッションの座長を務めました.
セッション名は「画像解析およびデジタルヒューマニティーズ⼀般」です.学生セッションでした.司会進行のほかに,学生奨励賞をその場で2名まで選出するという業務もあります.
1月に依頼のメールが来て,1日置いてから承諾の返信をしました.座長も参加費を払う必要があるという連絡に,驚きましたが,講演者として申し込んでいることを事務局に伝えまして,座長としての支出はありませんでした.
前日に,横浜駅から走って500mほどのホテルにチェックインし,当日は余裕を持って出発しました.東急東横線の各停で横浜から2駅,東白楽(ひがしはくらく)駅を降り,細道を上り下りして,会場の神奈川大学に到着しました.
3号館1階の総合受付で,印刷しておいた参加証のQRコードを提示し,首かけの名札を受け取りました.離れたところで氏名と所属を書き,「講演者」と「座長」に丸をつけました.
担当するセッションの会場は,別の建物,7号館の4階です.キャンパスマップを予習していたので,労せず辿り着きました.
部屋に入ると,目立つジャンパーを着たスタッフ2人が教卓の前に座って,準備をしていました.挨拶をし,座長席はどこですかと尋ねて,場所を教えてもらいました.
えっと…
部屋のほぼ真ん中です.数えてみると長机は各列3つが7列で(前後方向に短い講義室です),前から3番目,そして真ん中に「座長席」の紙が掲示されていたのでした.
座ってみると,またびっくりです.長机が,動くのです.底面に固定されていないかのようです.
1人目の発表の質疑応答の時間に,座ったまま,部屋の後ろを見ようと体を動かすと,後ろの長机を動かしてしまいました.気づいてすぐに戻しました.2人目以降は,自分の体だけを動かすよう努めました.