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研究室配属,第4希望までに認められなかったら(2)

 研究室配属決定会当日の午前中に,話を戻します.
 教室で司会進行を担当する自分自身も,研究室を運営しており,定員の分だけ,学生を受け入れる必要があります.
 第1希望に当研究室を選ぶ学生は,ゼロだったのですが,第2から第4までには,いくらかいました.他でリリースされた学生の流入が来まして,決定会当日の午前中の時点で,キープの数が定員を超過しており,2名,リリースをする必要がありました.
 対象学生の氏名を,別に保存している面談済み学生のリストと照合すると,2名が面談未実施でした.そこでメールを送りました.選択肢は2つで,決定会直前の時限に来ることか,それが難しければ,決定会開催中の面談です.
 このうち1名は,決定会より前に来てくれましたので,少し対話をしました.部屋は自分ひとりになったところで…
 すみませんがこの来てくれた学生を「リリース」しました.第4希望でしたので,「オールリリース」ということになります.次の希望に関するメールを送りました.

 配属決定会は,学生1名との面談を除き,学生とともに演習室にいました.今回の実施に関して,成功した・失敗したと思った事項を挙げておきます.

  • 面談・聞き取りのための学生の誘導や,先生方からの問い合わせの対応に,おふたり,教員が演習室に入ってくださいました.実のところ自分ひとりでこの配属決定会を仕切るのは困難でした.ご対応ありがとうございました.
  • オールリリースになった学生に対し,教員側からは(希望できる研究室すべてではなく)空きがある研究室を,伝えたのは,時間短縮に効果的だったように思います.
  • 配属決定会の時間にオールリリースとなった学生は,すべての希望が認められなかったのを知り,また他の研究室のことをきちんと把握できていない状況でしたので,「次の希望」については,いったん自席に戻ってもらい,PCで調査などして5分をめどに,教室前方に来て回答してもらいました.
  • 配属決定会より前にオールリリースが判明した学生に,メール通知したのは,決定会の時間短縮と,学生が「次の希望」を検討する時間の確保の両面で,有効だったように思います.
  • 進行状況が見えないことに対し,学生からの明確な不満はありませんでしたが,配属決定会の時限が終わったあとの18:05ごろに,学生より「まだ帰れませんか?」という質問を受けました.もう少し待ってくださいと回答しました.
  • 配属が最後に決まった学生については,最後に空きのあった教員と面談をすることになった時点で,Excelファイルを更新しましたが,これにより,全員の配属が決まったかのようになってしまいました.Excelファイルではこの学生はオールリリースの表示を維持し,備考欄に「○○教員と面談中」と書くべきでした.
  • 18:10ごろに,学生全員がいずれかの研究室に「キープ」となり,配属作業が完了しました.ラウンジに詰めていた先生方にも,演習室に移動していただき,結果発表をしました.