昨日の朝7時台のことですが，JR和歌山駅バスターミナルでバスを待っていると，和歌山大学行きバス乗り場のそばで，机を置いてポスターを広げ，ティッシュだったかを提供しようとしているグループがありました．
団体名を見つけるのに苦労しましたが，「和大 ミンセイ」と書かれていました．民青同盟を連想しましたが，和歌山大学内のそういう活動については，よく分かりません．
乗り場のそばの乗務員さんは，特に咎めていなかったので，事前にその団体と和歌山バスとの間で調整済みだったのでしょう．
それでも，受験生がこれから受験会場に行こうとするときに，政治的主張に関わるポスターを，バスの始点で掲げるのは，フェアではないように感じました．
その法的，手続き的な正当性のことではありません．このような形で受験生支援活動をすることに，周囲はどう考え，共感したり遠ざかったりするかについて，もう少し配慮が必要だったと考えます．
一番危惧するのは，今後，入試や合格発表の日などに，この乗り場が，入学生をターゲットとした団体や企業でごった返すのではないかということです．(杞憂であることを祈りますが．)
とはいえ，受験生を支援するという態度については，共感を覚えます．そこで，信頼性と知名度をともに上げるための提案を，書いてみます．これが適切かどうか，他の団体などが採用するかどうかなどは，読者の判断にお任せします．
- 政治的ポスターは使用せず，純粋に受験生のためのサービスを提供することです．団体名も書くべきですね．
- 受験の日には毎回実施し(毎回和歌山バスから了承をもらうのも忘れずに)，そしてできれば写真を撮っておいて，団体の活動報告として毎回蓄積するのです．
- 実施予告と実施報告は，Webでアナウンスしましょう．
