わさっきhb

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ファイル転送にSFTPって当たり前やん,と思ったら

ファイル転送といったら,今どきは,FTPではなくSFTPですね.SSHでコネクションを張るので,ポートは22番だけでいいですし,データだけでなくパスワードが盗聴される心配からも開放されます.
さてその転送の方法ですが,

で決まり,と思っていたら,LinuxからLinuxとなりますが,また別の方法があるのですね.

OpenSSHスイートのコマンドライン版クライアントに加え、GNOMEKDEのような普及度の高いデスクトップ環境のファイルブラウザも、 SFTPクライアント機能を備えている。GNOMENautilusKDEKonquerorで、ロケーションフィールドに次のように入力すればよい。
sftp://david@192.168.1.1:/home/david
するとパスワードの入力が求められ、認証に成功すると、ファイルブラウザ画面にリモートサーバのファイルが一覧表示される。こうしたファイルは、ドラッグ&ドロップ操作によるコピーや、右クリックによる名前やパーミッションなどのプロパティ変更も行える。ファイルをダブルクリックすると、適当なエディタやビューアで開くことができる。また、次回以降にすばやくアクセスできるように、SFTP上のどんなディレクトリにもブックマークを付与できる。

Open Tech Press | SFTPを使った安全なファイル転送

Nautilusで試しました.
重要なのはホスト名とパスの間の「:」the colon between the host name and the path nameで,これがないとアクセスに失敗します.
パスワード入力はありませんでした.鍵認証をしてくれるようです.
開いて見える,pptやpdfのアイコンをダブルクリックすると…内容を見ることができました.
これは便利! なのですが,私としては,Linuxデスクトップに向かうことが非常に少なくなったので,残念ながら使う機会は少なそうです.

*1:オプションは-avz -e ssh