文才も人気も実績もない当日記ですが,この日記で綴ってきた内容やそこで得た経験をもとに,もし本格的な書籍を執筆するとなると,どんなテーマで書けそうか,並べてみました.
Linux活用の小技集
DebianやUbuntuのインストール記事でけっこうなアクセスをいただいていますが,このトピックでは本やムックが多数出ていて,勝てそうにありません.
CUI関連,具体的にはCUIスキル向上 - わさっきや続・CUIスキル向上 - わさっきについては,一つ一つを詳しく書いて,演習問題をつければ,Linuxでプログラミング演習をしている学部生向けの参考書になりそうです.
CとRubyプログラミング
個人的には,画期的なプログラム,数千〜数万行にもわたるコードをばりばり書くほうではありません.
授業で,Cのプログラミング科目を担当していて,多くの学生が間違えやすいところは理解しているつもりです.これまでのCの書籍をサーベイした上で,最も理解しやすいCの学び方を整理し,授業で実践し,書籍にする前にPDF化したいものです.
Rubyも研究に授業に活用していますが,入門書・解説書を書いて売り込もうというのは,自分の能力を見ても,またRuby市場を見ても,難しそうです.
ですができそうなこととして,学部1〜2年生で学ぶようなプログラミングの課題についていくつか,RubyとCで書いてみて,構文の違い,プログラミングパラダイムの違い,あそれと処理速度や使用メモリサイズなどの違いを比較してみるというのは,面白そうです.
情報教育
「情報教育」というカテゴリをつけた記事をいくつか書いていますが,今読み直してみると,これらは出版には向いていません.
あまりにも内輪の話になっています.
国内外の大学の情報教育事情を十分に調査して,その上で,自分の教育で目指すもの,実施していることを書く形にしないといけません.
となると,書くべきなのは書籍よりも論文ですね,情報教育分野の.