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3年生募集

今月末の学科3年次配属において,当研究室では,定員の中で1名程度,「Ruby技術者」を募ることにします.冗談です.
希望者は,面接時に申し出てください.うそです.まあほんまに申し出たら,メモっときますが.
配属までに,Rubyに関する知識・技能はなくてもかまいません.
研究室に配属されれば,みっちり指導します.それはどうかな.
3年後期は,Rubyでプログラムをいくつか作成し,C,Javaをはじめ授業で学んできた言語との違いを知るとともに,Rubyに適したアプリケーションとRubyらしいコーディングスタイルを学びます.この段階ではRailsは取り上げませんが,ActiveRecordを用いたデータベースアクセスは,学ぶ価値があると思います.ここが一番楽しい時期かも.
3年後期の合同ゼミでは,3〜4人で班を作り,データベースの設計とPHPによるアプリケーション構築を行うのですが,春休みは,そのシステムをRailsで書き換えます.これにより,Railsを用いたアプリケーション開発方法を理解します.PHPと開発効率を比較できるといいですね.本当に比較するなら,逆方向の開発,つまりまずRailsで書いてからそれをPHPでリライトすることも必要なのですが,めんどいよねえ.
4年生になれば,卒業研究です.何らかのデータベースシステムをRubyRailsを使うかどうかは,アプリケーション次第)でさくっと作り上げ,評価実験とシステム改良を進めていきます.コーディングばかりだとしんどいなら,合間に,Rubyの開発の特長を文章化し,最終的に卒論に組み入れることにしましょう.ブログで綴る? PDFで公開? それもええんちゃうかなあ.
そうそう,Rubyを学ぶのは,研究室の中に限定する必要はなく,画面とにらめっこするのがすべてではないはずです.関西で開催されるRubyの勉強会に,積極的に参加しましょう.私も出席したいものです.実は一度もないのです.日本Ruby会議といった全国的なイベントにも,足を運びたいものですね.先立つものを用意しなくちゃ.
進路についてですが,大学院へ進学するなら,前途洋々です.より高度な研究を進めながら,Rubyの最新情報をウォッチしながら,後輩をRuby技術者として育成していきましょう.Rubyは私が教えてる ○○○は教えてもらってる」という関係も,いいじゃないですか.年に1回以上の学会発表のほか,年に1個以上のRAA登録を努力目標としてみますか.
就職する場合ですが,現時点でRuby技術者という職種で雇用する大企業はないかもしれません.しかし求人情報をつぶさに見ていけば,Rubyができる人を望む企業を容易に見つけられるでしょう.飛・び・込・め! あるいは,有名企業に応募して,面接でRubyの経験を語れば,「他の学生にない技能を持っている」「貪欲に知識を吸収し自分のものにしている」など,好評価を得られるのではないでしょうか.就職指導はあまりできません,すまんの.