驚き最小の原則
発表おつかれさんでした.個々の実装は合格ラインに達していたと思いましたんで,一歩先を行くためのコメントを.
質疑でですね,何度か,班の中で「今聞いた」という反応が見られました.
もちろん設計や実装や,またプレゼンの前に,よくミーティングをして検討することで,その大部分がなくなっていたとは思いますが,一つ,言葉を知っておいてください.
「驚き最小の原則」です.
設計において,後にそれを見たり活用したりする人の驚きをもっとも小さくするよう…逆の言い方をすると,最も自然に解釈してくれるよう,手法などを選んで,情報を提示しましょう,ということです.
「設計」と言いましたが,狭い意味での設計にとどまらず,プレゼンの準備のときにも,本番で聞いてもらう人に,悪い意味でびっくりさせる可能性を減らすという点で,役に立つものです.
関連:
- wikipedia:驚き最小の原則
- 驚き、最小の法則
- ルール14 自然発想に逆らうな(『「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)』, p.152およびp.186)