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- あなたもメンター
- 学生に自信を与えたい
- 研究とは山登り
- 夢を語れる人になろう,夢を代弁できる人を持とう
- 研究の批評の仕方
- 大学生活で学んでほしいこと,追加
- 年間イベント(卒業研究)
- 年間イベント(修士研究)
- プログラミングのための5つの有用ツール
- メールに,配慮を,ケータイメールの良い例がちっとも良くない
- プログラマが魔法使いなら,勇者は?
- 論文について,言ったこと書いたこと
- 「遊び」を確認する
- nullはヌル? (3)
- ゼミ発表心得・2009年度後期の一発目
- 自分の意に沿う学生を育てたい
- ゼミで学生からの質問を奨励する理由
- 大きな声を出すには
- 学生室の本棚に
- 大学院,続・大学院,続々・大学院
- 表現者へ
3年生向け
- DBゼミの勘所(2007年度)
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(1): DBMSになる / 「〜できる」という仕様 / フラグはいつ立てるか / 質問対象を特定する
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(2): BAD! テーブル名と属性名が同一 / BAD! 字が小さい / BAD! 年月日,年月日時 / BAD! 箇条書き記号に「-」
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(3): ISBNの扱い
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(4): タスク管理 / SQLのタスク管理
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(5): widow
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(6): 3人で
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(7): 内部レビューを / 逆算してスケジュールを立てる / 逆算してスケジュールを立てた例 / 色の統一を
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(8): 「資料」を何と呼ぶか / 1-2/2
- 進学か就職か
- 上司のモヤモヤ〜未来を想起し,現在の行動を決める
- 大学生が変わる(5): グループ発表の意義
- ゼミ指導で語句チェック
- バージョン管理ソフトウェア
- 3年生歓迎会でボウリング
4年生向け
- 論文指導・2008年度
- 論文指導・2008年度版(1): 今更ながら,「年」と「年度」の違い / 変えてチェック,もう一度チェック / 基本中の基本のチェック項目 / 表紙の改行位置 / 「私」は使わない
- 論文指導・2008年度版(2): 日本語を書き出すコツ / 本論文の構成 / 考察の書き方 / 図表の参照 / 先行事例 / 専門用語 / キーワード
- 論文指導・2008年度版(3): 回覧時間は短い / コードを入れよう / コピペ1 / コピペ2 / 先輩・同輩・後輩の引用 / 表紙,背表紙
- 論文指導・2007年度
- 論文指導・2006年度
- プレゼン コメント
- プレゼン コメント 2009-11: 条件付き確率の読み方
- プレゼン コメント 2009-12: F値は再現率と適合率の間
- プレゼン コメント 2009-13: 背が高い人は
- 小ゼミ質問案
- 研究の目的
- ブザーが鳴ると,ドアが開閉します
- Work in a comprehensive and systematic manner
- 研究を向上させる,3つの人間関係
- 文献紹介心得
- 例題から始めよう
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- プレゼンで矢印を使うとき,ちょっと考えよう
大学院生向け
きりぬき
ゼミで学生からの質問を奨励する理由
- モノを提案する人は,合わせて,自他の提案するモノの正当性を検証する人でなければなりません.
「先生,実は,みんなのスライドができたのが今朝なんです…」
DBゼミへのアドバイス・2008年度版(7)
でしょうね.じゃあ,発表をいつするかは,決まっているんだから,そこから逆算してスケジュールを立ててください.
金曜日に発表なら,たとえば,水曜日までに全員作ることにして,だれかが一本化したら,木曜日はスライドチェックの日にするんです.第三者の目になって,班内の人…自分も他の人も…の書いたものをチェックすると,単純ミスもすぐ見つかりますし,結合によって,統一がとれていないことに気づくものです.それと,発表したらどんな質問が来そうかを,この段階で考えてみてください.
指導教員のポリシーにもよるのでしょうが,私は,研究発表はコミュニケーションの場なのであり,したがって手法・手順だけでなく,その分野でよく知られた例題や,未解決あるいは解決された具体的な問題を提示することは,研究活動に説得力を持たせまた議論を活発化させる,極めて重要な行為だと,ここしばらくの発表と質疑を見聞きして,考えるようになりました.
例題から始めよう
もちろんその例題にこだわるあまり,(例題にすぎないのに)例題こそ解くべき課題,ゴールだと誤解されてしまってはいけません.それは例えば,その例題の中にどんな構造が含まれているかを指摘することで,回避できるものです.