過去エントリへのリンクを張ります.
おすすめ(引用付き)
もし皆さんのこれまでの学習,いや「学習観」が,正解を求めることを目指し,他人との比較や競争が常であり,教師はイコール審判であると思ってきた人は,それは一つの学習観,「タイプA学習」なんだと理解して,大学では「タイプB学習」というもう一つの学習に対する考え方,すなわち1個の正解ではなくむしろ妥当解を目指し,自分の中で知識・技能と成果を省み続け,教師を知識の供給源として活用するような活動スタイルがあるんだと思ってくれると,今ここでしゃべっている甲斐があったというものです.
タイプA学習,タイプB学習
いろいろな質問が来ても,うまく,とりあえず答を出すためには,発表準備が重要になります.スライドを作るだけでなく,それぞれのスライドで何を話すか,スライドとスライドのつなぎに説明が必要ではないかとか,そのスライド内容でどのような質問が来そうかを,あらかじめ入念に検討しておくわけです.どの質問にはだれが答えるといった分担も,決めておくといいですね.
DBゼミへのアドバイス・2008年度版(1)
これは,データベースでいう前処理に当たります.
とはいえ,前処理したら終わりというわけではありません.ゼミの質問は,SELECT文であるように見えて,UPDATE文やDELETE文のように,発表内容やこれからの活動に影響を与えることもよくあります.
そういうのは素直に取り入れ,そのたびデータベースの中身を変えていきましょう.
「学生がなぜプログラムを組めないのか」という問題意識と同型になっています.すなわち,授業で文法を学び,プログラミングの成績はもちろん優で,教科書やGoogleから語句を調べるのは造作なく,サンプルソースもたくさん見たのに,自分でプログラムを組もうとすると,何かが足りずに完成に至らなくてもどかしさを覚えるだとか,友人や教員・TAのアドバイスを多数得て,一応仕様を満たすプログラムが完成したけど,もう一度自分で作れと言われると,作れるかどうか分からない,といった不安を生じるだとかです.
改めて,デザインについて
「では質問.*p=1という代入で,pの値は,変わりますか?」
値渡しと参照渡しの違い(2)
「はい,1になります」
「なんでやねん」
「pの指す値,ですよね?」
「おっと,もしかしてまだ,ポインタを実感していない??」
「あ…そうかもしれません」
「じゃあ答えを言うと,pの指し示す先のオブジェクトは,1になりますが,ポインタ変数のpの値は,その代入では変化ありません」
「変化ないんですか…あ! そういうことですか!!」
「お,ポインタが見えてきたかな」
「そうかもしれません!」
前回のまとめ
以下は,2008年10月27日以降のエントリを中心に選んでいます.通し番号のエントリを除き,新しいものから順に並べています.
大学教育・情報教育
授業
研究室
- プレゼン コメント 2009-5(親モード,おじさんモード)
- 「遊び」を確認する
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(7)(逆算してスケジュールを立てた例)
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(1)
- 読み,書き,聞き,話す
- 3年生4人,ようおこし
- プレゼン指導の外注化
- 配属決定の方法