わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

助教を分かってもらうには

お父さん「いやいや、その年でじょきょうなら大したもんだ。だったら、次は教授か〜」
(略)
そう、お父さんは、「助教」=「助教授」だと思ってしまっていたらしいです。

大学教員の日常・非日常:言い出せなかったこと

あれ,大変でございましたね.
助教を,助教授と間違えられないようにする,話し方があります.
「今はですね,大学の教員はですね上から順に,『教授』『准教授』『講師』『助教』という名前になっておりまして,私はその中の一番下,『助教』なんです.これから,上のランクを目指してがんばります」
4つの職位を挙げるときに,指で番号を示すか,一方の手を水平方向にして,上から順に下げて4つのランクがあるように見せると,より効果的です.
「講師」のない大学,「助手」のある大学は,適当にアレンジする必要があります.
かくいう私自身,1年生向けリレー形式の授業で,自己紹介をするときに,4つのランクの今はここというのを言うようにしています.上の職位を目指して,がんばっています.
これはもともと,「講師って,授業をするだけの人ですか?」という質問を受けたときの答え方なのでした.上の話し方(をアレンジしたもの)のあと,「研究室を持っていますし,学生指導も,他の役職の先生方と同じように行っています.公式には『講師』ですが,授業だけをする『非常勤講師』と区別するために,『専任講師』とか『常勤講師』とか呼ばれたりもするんですけどね」と付け加えることもあります.
昨日手に入れたばかりの,日本人の知らない日本語2には,『※「常勤講師」と「専任講師」は勤務形態が違う場合があります』(p.19)とのこと.日本語学校(語学学校?)限定で,と思われますが,驚きました.