わさっきhb

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アール > アート > アーク > アーウィン

土日と東京へ行ってきました.学生発表を見てきました.いろいろと勉強になりました.
さてその東京で,電車の中で見かけた広告に,「アーウィンなにがし」という社名がありました.なにがしには,ちゃんとした(でもないか,そこにもひとひねりした)業種が書かれていました.
アーウィンが,人名なのか地名なのか造語なのかは分かりませんが,見た瞬間に「電話帳!?」を思い浮かべました.
引越とか探偵とかの業種では,職業別電話帳で最初に載っているところにかけられやすい,と読んだか聞いたかしたことがあります.
分かりやすい例として,アート引越センターを挙げたいと思います.テレビCMの印象が強い会社ですが,これまた,最初に載りやすいわけです.
50音順で,できるだけ前に位置してもらうために,どんな文字を選べばいいかというと…
最初の文字は「あ」です.英数字から始まる社名などを選んでも,読みの順で並べられるわけですから.
2番目の文字は「ー」でいいと聞いたことがあります.
3文字目からが,工夫のしどころです.名前の最初をRと書いて「アール」と読ませるのが,一つの考え方です.しかし,もっと最適化ができます.上に書いた「アート」は,もちろん「アール」よりも前に来ます.「アーク」というのはどうでしょうか.実際,アーク引越センターというのは見たことがあります.
そしてそれよりも前に位置し,おかしさを感じさせない言葉があり,車両の中で感動したのでした.「アーウィン」です.
こういった言葉の工夫には,Search Engine Optimization (SEO)に対抗して,Phone Book Optimization (PBO)と名付けたいものです.
余談:大昔にVOWの珍名で「ア歯科」というのを見たことがあります.これもPBOだったのではないかと思います.歯医者の珍名のもう一つ,「ナウ歯科」は,明らかに違いますね.
(当日夜にエントリタイトル変更しました.)