「パパ〜,朝ご飯できたよ〜!!」
「はいはいただいま着替え中.すぐ降りるよ…」
「パパ,うちの子連れてくるの,いや?」
「何してんかね」
「居間にいると思うんやけど」
「ふむ(立ち上がる)…あれ,デジタルフォトフレームを見とるよ」
「そうなんや! なあんもしゃべらんから,どうしたんかと思った」
「連れてきたらええか?」
「それやったらええわ.満足するまで見せちゃって」
「あいよ(席に戻る)…しかしやなあ」
「どしたん?」
「俺らの世代では,考えられへんかったなあ」
「何がよ?」
「2歳ちょっとなんて年でやな,昔の自分に見入っとるちゅうのは」
「言われてみれば,そうやね!」
「アルバムは重たいし,めくるの大変やもんなあ」
「せやね」
「それにしても,20年かそこらたって,この子が結婚式を挙げるときには…」
「どうなるのん?」
「披露宴で見せる,『生まれた直後の写真』が,800x480と荒くてすみません,みたいになるんかなと」
「そうなんかなあ」
「これから,解像度が順調に上がっていくと仮定してやけどな」
念のため解説:デジタルフォトフレームが来たの続編のようなものです.Picasaでエクスポートしています.オリジナルの撮影画像(約4000x約3000)も,保持しています.