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第1回「知識・芸術・文化情報学研究会」,無事終了

昨日,大阪駅前の立命館大学大阪キャンパスにて,第1回「知識・芸術・文化情報学研究会」*1が開催されました.
私が指導している大学院生のうち,3人に発表してもらいました.質疑を通じて,いろいろアドバイスをいただけました.学外で1日のうちに,研究室の複数の学生が発表するというのは,なかなかなく,順に聞いていると,いまの自分の問題意識である「データベースシステム」「情報検索とくに全文検索」「開発者支援」「コンテンツ管理」*2をすべて,目にすることができました.いくつかのキーワードが,他に発表された方とつながったのも,嬉しく思いました.
なのですが今回,私は「お客」ではなく,主催者の側でした.世話役の一人でした*3.準備作業の多くは,代表の赤間先生にしていただき,こちらは,これまで参加してきた研究会を思い浮かべながら,しておくとよさそうなことをメールで提案しました.
それで,学会タイマーの手配を,私が担当することになりました.もちろんzjsです.別エントリにします.
もう一つの大切な役割は,司会です.大学院生にさせるかという案も出ましたが,ディスカッションの交通整理や,質疑の打ち切り,また発表者へのアドバイスも必要だろうということで,主催者が分担しました.私が受け持ったのは3番目(午後2番目)のセッションです.発表者はどなたも面識がなく,発表概要と,事前にWebで見ておいた人物情報だけをもとに,聴かせてもらいました.
その1番目のご発表で,質問がずいぶんと出ました.20分を経過しても,「一言いいたい」という顔色の方々が多くて,焦りました*4.結局,5分ほどオーバーして終了としました.
プレゼンの優劣をつけるわけではありませんが,最後のご発表,當山先生の,「主要キーワード(園城寺,その所在と位置づけ)の説明」「画像をふんだんに用いた実例紹介」「効果的なガイドのスライド」そして「時間制限ほんのわずかでおしまいとする時間配分」について,一つでも学生がモノにしてくれればと思いました.

*1:http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/2012/01/1-1.html

*2:「データベースシステム」と「コンテンツ管理」の違いは,次の2種類の観点で説明できます.一つは,入れ物と中身の主従関係です.もう一つは,中身の一部を変更する際のポリシーです.

*3:研究会名でGoogleにかけると,1番に出てくるのは,大学の自分のところに置いたCall For Paperです.当日もそのページが出て,ちょっとびっくりしました.

*4:私も,時間があったら「データベースを中心にしたイメージ図があったけれども,運用をしていく中で,データベースの設計がある人の利用ニーズに合わず,改変を求められ,それが他の人の利用実態(アクセスメソッド)に影響を与え得るのではないか」と聞きたかったのですが.しまった,懇親会で聞けばよかった….