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特定保健指導を受ける

2月上旬に,「文部科学省」からという,郵便の不在通知がありました.
さっそく電話をして,届けてもらうと,送り元は「文部科学省共済組合」でした.
中身は,「特定保健指導利用券」とのこと.
しかもこの券が使える期限が3月末までです.
2月,3月と忙しいんだけどなあとボヤきつつも,妻に促されて,行くことにしました.
医療機関は,共済組合のWebページで検索できるというので,調べると,市内の成人病センターが良さそうとなりました.3月の最終週,学会へ行く途中の新宿駅で電話をかけ,某日に予約をしました.
その某日ですが,まずはビッグ愛の3階へ.窓口で,利用券と保険証を渡しました.少し待っていると,「先にお支払いを」と言われ,7千円を払って領収証をもらいました.
今度は同じフロアの別室で,身長・体重と胴囲の測定です.
待ち合いスペースで待っていると,また名前を呼ばれました.6階へ案内されました.そうそう,健康に気を遣わないとなあと思い,1階から3階へは階段で昇りましたが,6階へはエレベータでした.
6階は栄養士会.そこの奥のスペースに,机とイスがありました.健診結果を渡し,家族状況*1や日常生活をあれこれと聞かれて,それをもとにアドバイスを受けました.覚えているのは:

  • 「痩せる」ではなく「お腹回り(内臓脂肪)を減らす」ことを心がける.
  • 「食べない」ではいけない.健康に気遣いながら,「とりすぎない」ようにする.
  • 間食でスナック菓子1袋は当然よくない.少量とし,食べ物も煎餅などにする.
  • 食事は野菜類から.味噌汁も具から.食物繊維を優先してとる.満腹感も得やすい.
  • 油ものはよく油を落とす.揚げてから,レンジに入れるのも効果的.脂身は食べない.
  • 大盛りはやめる.とくにカレーの大盛りは,ごはんだけになりがち.
  • 運動は,ウォーキングが最適.1駅分歩くといい.大学の坂の上り下りを,昼休みにするといい.
  • 家事・育児をする.かなり体力を使う.

それで,それまで聞いたことをもとに,「生活習慣改善チェックシート」というのに記入しました*2.さらに,その次のページが「内臓脂肪減少シート」となっていて,現在の胴囲,目標とする腹囲とその差,達成までに減らさなければならないエネルギー量,1日に減らすエネルギーを書き込み計算していきました.指導を受けた方のアドバイスをもらい,計算は電卓でやってもらいながら,私が記入しました.
数値目標はこんなように:

次回の指導は「最終評価」で,9月末です.ずいぶんと先なので日時は決めず,また電話しますとなりました.
ビッグ愛を出て,和駅まで歩きながら…7千円が「高い」ではなく「何かおかしい」と思うようになりました.
というのも,「特定保健指導利用券」には,自己負担額は3割と書かれていました.渡した利用券にも,券を切り取ってこちらで持っている書類にも,そうあります.
しかし3割で7千円ということは,全額自己負担だったらいくらになるんだろうか,キリのいい数字にならないじゃないか…妙です.
帰宅しても,結果よりもその支払額に,妻は驚き,憤りを覚え,明日電話したほうがいいよと言ってきました(結果と改善の方針も伝えましたが).
電話をかけると,やっぱり7千円の3割が自己負担額と分かり,返金の措置をしてもらいました.
ところで,7千円は地域によって異なり,5千円〜6千円が多くのところのようです.これは特定保健指導のうち「動機付け支援」という区分でして,これが「積極的支援」になると,金額も2万円以上で,おそらくもっと医療機関などに足を運ぶことにもなるのでしょう.そうならないよう心身に注意するとともに,こういう指導を受けられることに,まずは感謝です.

*1:血縁者に「脳卒中」「糖尿病」「がん」がないか,あたり.

*2:チェックリストではなく,すべて記述式でした.