2013年6月
2013年7月
2013年8月
きりぬき
「12回目は理論のほうに視点を移します.チューリングマシンや計算量理論,P=NPあたりになります.13回目は暗号プロトコルです.学生時代に研究していたテーマで,授業としても1コマとる価値のあるものと思っています」
情報セキュリティで,何を教えていますか?
――暗号の,プロトコルですか? もう少し,詳しく.
「ええ,では…暗号のアルゴリズムについては安全であると仮定しても,それを使って,情報をやりとりすると,そこから情報漏洩がなされてしまうとか,不正な認証ができてしまうとかいったセキュリティホールが,起こり得ます.セキュリティに限らずとも,基盤技術・採用する手法は“良い”ものであっても,設計が不適切だと,出来上がったものは“悪い”ものになってしまう,ということがあるのです」
――それと,プロトコルとのどのような関係が?
「暗号技術を使った,やりとりの手順のことを,暗号プロトコルといいます.手順化された暗号プロトコルが安全か安全でないか,安全でない場合にはどんな攻撃が可能か,といった安全性の検証に,私自身は携わってきました.研究者によっては,安全性の証明可能な暗号プロトコルを設計するということをしているのですよ」
癌のステージがいくつといった,身体の状況のことを話し出すか,または(私の)父や(母の)父母・兄姉のことに言及しだしたら,ちょっと要注意かなと思いながら,尋ねたのですが,そういったことは出てこず,(私の)子どものほか,7月に入って忙しくなる仕事のことが聞けましたので,その年齢にしてまだまだ充実,“お迎え”なんてまだまだ先,と知ることができました.
で,いつ死ぬの?
大学の履修者にせよ,保育所・幼稚園のおともだちにせよ,下の名前で戸惑ったことは今のところありません.
下の名前
名前で去年,びっくりしたことがあります.うえの子(長女)から,幼稚園で何をしているかを聞いているときに知ったのですが,一つ前提があって,幼稚園ではおともだちを下の名前で呼び合っています.これは可愛いものです.
びっくりというのは,下の名前が同じだったらフルネームで呼んでいることです.うえの子は極めて自然に,下の名前が同じ2人のフルネームを挙げて,何して遊んだと話してくれたのでした.