わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

10月に花火

PC部屋でごろん,としているところに,うえの子が来た.
 「パパ,はなびしたい」
  「ん? したいんか」
 「パパもきてほしいねんけど」
  「せやなあ…花火をするには,何がいる?」
 「えっと,えっとぉ…はなびぃ」
  「ま,花火の本体やな.他にも,いるもんあるやろ?」
 「あの,ひぃつけるやつ」
  「せや.ライターな」
 「らいたー!」
  「前にチャッカマンを買うてたな.けど,それだけでは,花火やるわけにいかんな」
 「…」
  「8月にやったときのこと,思い出してみ.あと何があった?」
 「あ,バケツ!」
  「どんなバケツや?」
 「あおいの! それで,みずをいれとくねん」
  「よっしゃ,よう言うた.花火と,ライターと,水の入ったバケツな,全部揃えたら,お庭でやろうね.またパパのところにおいで」
 「わかった」
5分後,またうえの子が来た.
 「そろったで」
  「よっしゃ,ほなパパも降りよか」

うえの子目線でリプレイ

 「パパ〔ねっころがってる!〕,はなびしたい」
  「したいんか」
 「パパも,きてほしいねんけど」
  「あのなあ…花火をするには,何がいるんか,わかってんのか?」
 「えっと,えっとぉ…えっとぉ…はなび?」
  「花火の本体な! 他にも,いるもんあるやろ?」
 「あの……ひぃつけるやつ」
  「ライターっちゅうねん!」
 「らいたー?」
  「前にチャッカマンを買うてたな.けど,それだけでは,花火やるわけにいかんぞ」
 「…」
  「8月にやったときのこと,思い出してみ! あと何があった?」
 「あ,バケツ!」
  「どんなバケツや!」
 「あおいの!」
  「…」
 「それで,みずをいれとくねん」
  「せやな.ほな,花火の本体と,ライターと,水の入ったバケツ,全部揃えたら,またパパのところに来いよ」
 「わかった〔パパ,やりたくないんかなあ…〕」

パパの思いを加えてリプレイ

PC部屋でごろん.
〔はあ,やっとWizardry Schema,再開やねんな.えらい長いメンテナンスやったなあ.えっと,パーティーのレベルはどないなってたっけ.チケットの数は…〕
〔1階の声が丸聞こえなんやが.うえの子が花火したい花火したい,とはなあ.季節外れではあるけど…ママの反応からすると,結局,やることになりそうやなあ.〕
うえの子が来た.〔パパを味方につけに来たのか.iPod touchの画面は見せんようにして,と…〕
 「パパ,はなびしたい」
  「ん?〔1階のやりとりは,知らんぷりしとこ〕 したいんか」
 「パパもきてほしいねんけど」
  「せやなあ…〔この子に準備,やってもらおか…〕花火をするには,何がいる?」
 「えっと,えっとぉ…はなびぃ」
  「ま,花火の本体やな.他にも,いるもんあるやろ?」
 「あの,ひぃつけるやつ」
  「せや.ライターな」
 「らいたー!」
  「前にチャッカマンを買うてたな〔パパが花火用に買うたんやが〕.けど,それだけでは,花火やるわけにいかんな」
 「…」
  「8月にやったときのこと,思い出してみ.あと何があった?」
 「あ,バケツ!」
  「どんなバケツや?」
 「あおいの!〔色は関係ないやろ!〕 それで,みずをいれとくねん〔せやせや,水が大事やねん〕」
  「よっしゃ,よう言うた.花火と,ライターと,水の入ったバケツな,全部揃えたら,お庭でやろうね.またパパのところにおいで」
 「わかった」
〔わかってくれたか.ではSchemaを再開.このダンジョンに行かしたら,花火終わって戻ってきたときに,ちょうど帰還してそうやな…〕
またうえの子が来た.
 「そろったで」
  「よっしゃ,ほなパパも降りよか〔送り出したパーティにも,奮起してもらおかね〕」