わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

おもしろ科学まつりの構成メンバーは?

「ここのですね」
  「あ,はい」
「おもしろ科学まつりの,実行委員会の構成メンバーというのは,どうなっているんでしょうか?」
  「えっとそうですね,私も関わったのが2年目なんで,全貌が分かっているわけではないんですが…」
「私は1年目なもんで」
  「ええ,はい.メンバーで,人数的にいちばん多いのは,やはり,開催校である和歌山大学の教員になります」
「そうなるんですか」
  「えっと,ブックレットはお持ちですか?」
「もらえますか」
  「はいどうぞ.後ろのほう…このページに実行委員リストが載っています」
「ああこれですね」
  「和歌山大学の教員による参加は,大きく分けて3パターンありまして」
「はあ」
  「一つは,クリエという部局です.今年度は『協働教育センター』という名称になりましたが,そのセンター長と副センター長に,入ってもらっています.事務の方も1名.それと名簿には出ませんが,物品の手配や印刷も,かなりの部分,クリエでやってもらっています」
「そういう部局があるんですね」
  「ええ.次は,このクリエのセンター員という立場の人です.ここに私も含まれます.システム工学部所属になっているのは,皆ここからです」
「センター員,ですか?」
  「私自身は,学内委員として,関わっていまして…なので,任期が来たら替わります」
「なるほど」
  「3番目のパターンは,教育学部の先生で」
「何人かいらっしゃいますね」
  「こちらは,理科教育担当の先生だと思います」
「理科教育ですか」
  「クリエやシス工では,技術なり工学なり,あと事務に偏りがちなところ,教育学部の先生方から,理科や科学の面で,配慮が必要なところをアドバイスしてもらって,大学としてうまく関わっていると思っています」
「なるほど,よくわかりました」
  「あ,いえ,実行委員会なんですけど」
「(ブックレットの一覧に目をやり)構成メンバーね」
  「和大以外の教育関係者で大きいのは…現職の学校の先生です」
「現役の先生ですか」
  「中学高校の理科の先生だとか,小学校でも理科を専門とされる先生が,毎回,出展をされています」*1
「出展で思い出したんだけど」
  「はい,何でしょうか」
「出展される方に,ご年配の方が目立つなあと思ったんですが,ああいった方々も学校の先生で?」
  「いえ,おそらく,学校の先生を長年なさって,定年退職された方々だと思います」
「へえ」
  「学校を退職されたけれども,ふだんからNPO活動など,何らかの形で理科や科学に携わっていて,毎年ここに出展されるというのも,あるんですよ」
「そうなんですか」
  「実行委員とブース展示のかけ持ちをなさっている方も,ありますし」
「それは大変ですね」
  「ええまあ(苦笑)」*2
「名簿を見ると…あとは教育委員会ですか」
  「ええ,県と市の」
「ふむ」
  「科学や発明,宇宙に関する団体からも,入ってもらっています」
「これでおしまい,かな?」
  「いえ,和歌山の教育活動に,もっと幅広い視点から協力していただこうと,和高専*3と近大*4からも,先生が1名ずつ,入っていただいています」
「だいぶと見えてきました.どうもありがとう」
  「どういたしまして」

(最終更新:2014-12-18 朝)

*1:実際の会話にできなかったことを付記:「そういったネットワークの中から,実行委員に入ってもらい,出展の呼びかけだとか,出展間の調整だとかを,していただいています」「調整って,あるんですか?」「ええ,似たテーマのときに,一つにするか,応募どおり別々で実施するかを判断する際に,アドバイスをもらっています」「今回,調整で一つにした出展は,あったんですか?」「いえ,モーター作りで3件,応募がありましたが,検討の結果,それぞれ出してもらいました」

*2:クリエが企画・運営し,今年は11月23日に開催された「公開体験学習会」では,昨年度・今年度ともに,私は実行委員とブース展示に関わりました.当日はブースに貼りついた分,それ以外のところで,汗をかきました.

*3:和歌山工業高等専門学校.学校名から,和歌山市内にあるように見えますが,実は大学から約60km南の御坊(ごぼう)にあります.前回と今回の実行委員長は,ここの教員です.

*4:近畿大学生物理工学部和歌山県紀の川市(旧打田町)にあります.和歌山の教育に携わる人の間で「近大」と言えばここを指し,大阪のほうは「(近大の)本部」などと呼ばれます.