展開図にある「正十二面体の展開図」を描けるよう，スクリプトを作り直しました．角度を与えれば，その角度だけ変えてから，固定の長さ*2を描画します．タートルグラフィックスを念頭に置いてコーディングした事情で，Turtleの名前を使用しています．
この展開図を一筆書きする際に，始点・終点が特定されること，言い換えるとどこから始めてもよいというわけではないことは，コーディングの終盤に気づきました．
始点に注意し，角度を適切に与えれば，他の正多面体の展開図を描くことも可能です．
展開図を載せておきます*3．正八面体の一筆書きができないことに気づき，同じ線分を2度通っているところがあります*4．
（最終更新：2014-12-18 朝）
*1:自分用メモ：ブラウザでhttp://jsfiddle.net/takehikom/a6yntfqh/2/embedded/result/を開いて，画像をsvg.svgの名前で保存し，inkscape -f svg.svg -e png.png
*2:固定の長さのほか，上下左右のマージンを，設定することができます．translateを使って座標を移動させることで，領域内に描くようになっています．
*3:http://jsfiddle.net/takehikom/a6yntfqh/3/
*4:本記事冒頭の，正十二面体の展開図は，はてなダイアリーの仕様で縮小表示されています．1辺の長さを同じにすれば，5つの正多面体の中で最も大きなものは正十二面体ですが，このことは展開図の比較からも（直感的にですが）確かめられます．
