ニコニコニュースとBLOGOSに転載されていて,はてブのコメントが読めます.
「日本一短いES(エントリーシート)」の設問は,「あなたの連絡先を心を込めて入力してください」でした.
就活ではないけれど,1年前の記事を思い出します.
卒業論文発表会の質疑応答で.
名前を挙げる
「はじめにコメントですが,卒論に謝辞を書いておいてください.それで内容の質問なのですが…」
休み時間に,その学生の指導教員より.
「我々の研究室では,謝辞は提出時には書かず,最終提出時に心を込めて書かせるようにしているんです」
あっと,そういう流儀でしたか.失礼しました…
今後は謝辞なしの指摘はしないようにするとして,それでも謝辞というのは論文審査の際,研究を進めるにあたり誰からどんな協力を得たかが分かるんだけどなあという思いはあります.
場面は違えど,この2つの「心を込めて」には,共通するものがあります.メールアドレスや謝辞に,何を書くかは,まずはそれを書く人に任されます.そして送信あるいは最終提出という形で,ひとたび自分の手から離れると,もう修正ができなくなるのです.
卒論執筆はかなり先の話なので,就職活動についてアドバイスをするなら,活動用のメールアドレスの選定は,大事だと思います.大学ドメインで1つ,それと別に1つ---記事には「名前や大学、学部については選考過程の中で聞いていくというが」とあるので,大学ドメインでなくていいはずです---を作っておいて,活用するのが,もしかしたら今どきの学生事情でしょうか.