某年月日,卒業論文発表会が催されました.
所属するメジャーでは,2つの会場に分かれてMicrosoft Teamsのビデオ会議で実施しました.20件の発表を聴きました.当研究室の学生6名の発表は,最後のセッションでした.
午前中のセッションの出来事です.1週間前に提出されていた卒業論文のPDFファイルを先頭から終わりまで見て,体裁面で不適切なところがないかを軽くチェックしていたときに,謝辞のページで,指導教員の職位に古いものが書かれていたのでした.
質疑のときに「謝辞に誤記がありましたので,修正しておいてください.それで中身に関する質問ですが」という形で伝えました.
謝辞をどのように書くかというのは,教員側から指導しにくいところもあります.過去には,提出された卒論に謝辞が書かれていなかったことを,質疑の際に指摘したところ,セッション後の休み時間に指導教員から,謝辞は最終提出の段階で本人が誠意をこめて書きますと,言われたこともありました.
個人的に謝辞をチェックするのは,あら探しをしたかったからではなく,謝辞の1文字1文字も,審査の対象であると考えているためです.とはいえ教授の先生を「准教授」と書いているから不合格,というものではありません.きわめて軽微な間違いです.しかしそういった間違いを,事前に見つけることなく提出してしまったのであれば,他の教員が指摘をする責務がある---発表直後の質疑応答が適切かどうかはさておき,というだけのことです.
本日,あら探しをしたかったからではなく,大喜利コメントのつもりで付けたはてブに,予想外の数のスターをいただきました.
式番号を右端に付けて「下記の式」は「式(1)」に/フローチャートに開始と終了を設ける/「図3」は「表1」とし、表番号と見出しは表の上