わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

全体像を把握する

「何らかのテーマが与えられて,それに沿ってレポートを書くとなったとき,いきなりWordを開いて書き出すのではなく,そのテーマ・課題の『全体像を把握する』ことから,始めましょう.
例えばですね…テーマが『掛け算の順序』だとすると,次の問題意識を持ってみてください.

  • その定義は?
  • その実態は?
  • そうなっている原因は?
  • それによる影響は?
  • 対策にはどんなものがある?
  • 今後どうなる?

ある程度は,自分の頭の中で考えるべきところもありますが,これらの疑問を解決できるよう,まずは情報収集にあたりましょう.Webの情報よりも,書籍や論文などのいわゆる刊行物のほうが,信頼性が上がります.
この6つの疑問に対して,自分なりに答えが出せるようになったら,全体像を把握したと言っていいでしょう.
とはいえ,レポート完成までには,少なからず時間を必要とします.この6つの順番で,文章にする必要はなく,また,調査したことすべてを書くべきでもありません.レポートの内容と形式をきちんとするにあたっては,『構造化』という考え方を知っておくといいでしょう.構造化とは…」

なにこれ

情報処理科目で話した内容です.ただし1箇所だけ違っていて,実際に使用したテーマ名は「掛け算の順序」ではなく「CO2の温暖化」です.この科目で参考書に指定している『よくわかる情報リテラシー (標準教科書)』に基づきます.
実際に「掛け算の順序」でレポートを課すつもりはなく,ブログネタとして引き続き,活用する予定です.それはともかく当記事をご覧になり,定義が書かれた情報源を手早く知りたいとなりましたら,かけ算の「順序」は3種類をどうぞ.

近況報告

さいしゅう4について,当初予定の記載を入れました.時間をとって読み直し,リライトする予定です.