いきなりですが問題です．
以下の四角形の中から，台形と平行四辺形を1つずつ選んで，番号で答えましょう．
台形（ ）
平行四辺形（ ）
さっそくですが解答です．台形は④，平行四辺形は②です．
「台形は，向かい合った1組の辺が平行な四角形」という定義からすると，②も台形とみなすことができます．ですが，答案に「台形（②④）」と書くのは，「1つずつ選んで」に反しますし，「台形（②）」「平行四辺形（②）」と答えるとすると，「④は台形だよ」というツッコミが可能となります．
「1つずつ」の指定により，解答に制約が課され，それを活用して解を求めるというのは，数独をはじめペンシルパズルでよく目にしますが，算数の出題で出てきたのは，ちょっとした驚きでした．
今回の元ネタは，事情により省かせてください．家の中に無造作に置かれていた問題集です．画像はImageMagick（convertコマンド）で自作しました．
