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「飲み放題,払い放題」が都々逸に

「飲み放題,払い放題」というのは,酒の席の小話として,今年も学生に言ったことがあります.
日記で書いたのは2008年で,「飲み放題,払い放題」というフレーズを聞いたのは,もちろん,それより前になります.

「飲み放題,払い放題」というのをご存知ですか?
グアムに旅行に行って,そこの1日ツアーで昼食時にガイドさんがおっしゃっていたのですけど.
単なる「飲み放題」なら,定額料金だとか,ツアーその他で料金が込みになっていて,いくら飲んでもかまいませんよ.なのですが…
「飲み放題,払い放題」というのは,「いくら飲んでもかまいませんよ,その分をお支払いただければ」ということです.
実際そのとき,昼食は1日ツアーに込みで,ビールにせよソフトドリンクにせよ,飲み物代は個々人で支払うのでした.
さて,その翌月に,研究室の飲み会があったんですね.
(略)

飲み会のネタ

今週水曜日に出たグランドジャンプに,「飲み放題,払い放題」が,載っていました.

王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜の第2話*1のトビラです.「酒も呑みなよ博打もお打ち、たんと稼いだ端だけ」が,都々逸にあるというのです.
さっそくGoogleに入れてみますと,確かにヒットします.ただ,「酒も女も博打もやらず 百まで生きた馬鹿がいる」なんてのも,出てきますね….
「端」には,「はした」のルビが振られています.先々月,「はした」は「端」を記事にしていました.「端金」を,都々逸の音の数に合わせるため*2,「端」だけにしたのでしょう.
稼いだ全額を,酒や博打に使うわけにいかないですし,一つの仕事で得たスキルや経験を,まるまる次の仕事で使えるわけでもないことを,肝に銘じて,授業やゼミなど,新年度の仕事の準備を進めるとします.

*1:第1話では分かりにくかったのですが,サルトリア・オリベは,「店じまい」したわけではないのですね.

*2:この種の字数減らしで,真っ先に思い浮かぶのは,「トランジスタのボリューム上げて」です.http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1440768049で解説されています.