車内で.
「パパ,なぞなぞして〜」
「うえの子よ,いきなりやなあ.前の旅行*1で問題,出し切ったんやが…」
「なんか出して〜」
「んん…あ,古典的なン思いついた」
「なになに〜?」
「いくで…宝箱が,2つ,あります」
「うんうん」
「1つの宝箱は,タヌキさんが持ってきました」
「もう1つの宝箱は,キツネさんが持ってきました」
「あなたは1つの宝箱をもらうことができます.どっちにしますか?」
「う〜ん」
「あたしはキツネ〜!!」
「おっと,さきの子が乱入か」
「じゃ,あたしはタヌキ」
「よっしゃ,分かれたところで,ほな答えを言おか.キツネの宝箱には,ちゃぁんと,お宝が,入っていました」
「やったあ!!」
「さて,タヌキの宝箱ですが…」
「…」
「『たからばこ』から,タヌキということで『た』を抜くと,『からばこ』です.何も,入っていませんでした〜」
「え〜!!」
「いやこれ,古典的ななぞなぞやもん.タヌキの宝箱は空箱で,タヌキの宝くじは空くじやねん」
「じゃあパパ,もんだいやで」
「ほいほい」
「キツネさんとライオンさんがいました.たからばこをくれます.どっちをもらいますか?」
「んん…ライオンさんにしとこか」
「ライオンさんのたからばこは…」
「たからばこは…?」
「『たからばこ』から『ら』をぬいて,『たかばこ』になります.たか(鷹)が,入っていました〜」
「待て待ていろいろおかしい」