わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

算数教育のツールやロジックを,情報工学にアレンジしてみた例

4種類のmutantの関係を図にしてみます.ベン図でも描けますが,テープ図にするのが分かりやすいように思います.

細長い長方形をテープに見立てて,これがmutant全体の集合です.具体的にどんなのになるかは,ソースコードと,mutant operatorに依存します.
そしてそのmutant全体を,killedかunkilledか,そしてequivalentかnon-equivalentかで分けることができます.
定義から,equivalentならばunkilledであり,対偶をとると,killedならばnon-equivalentになります.

mutation testing
  • 32GBのメインメモリ,なんてのはショップに行っても見かけません.仮にあっても,目玉が飛び出るほどの価格です.その代わり,メインメモリについては,何枚かマザーボードに挿して,使うことができます.8GBのメモリ4枚で,32GBです.8GBが4枚と,4GBが8枚とでは,トータルの容量は同じとなっても,いろいろ違ってきたりします.
128GBが1,575円!?〜情報リテラシーの課題より

この3つの場面,そしてわり算・かけ算・わり算の式というのは,小学校で学んだ『速さ』の式とまったく同じです.『みはじ』または『はじき』なんてのを使って,求め方を覚えた人も,いるかもしれません.『みちのり』ではなく『データサイズ』ですので,『デはじ』と読み替えたいところです…
いえいえ,我々は大学で学ぶ者です.おそらく高校の理科,とくに物理で学んだ『次元』を活用すると,先ほどの3つの式を,間違えにくくすることができます.
『3GBのデータを30秒で送る』というときの式に,単位を添えると,『3GB÷30s=0.1GB/s』と表せます.
『0.1GB/sの速度で30秒間,データを送る』場合には,式は『0.1GB/s×30s=3GB』となります.
最後に,『3GBのデータを0.1GB/sの速度で送る』については,『3GB÷0.1GB/s=30s』です.この式は少しだけ注意が必要で,単位だけにすると『GB÷GB/s=s』です.左辺を\frac{GB}{GB\cdot s^{-1}}に変えてから,文字式と見なして計算すると,sの逆数の逆数だけが残って,これはsそのものだ,となります.

デはじ