わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

共感の仕方

前後のツイートにも目を通しました.お二方とも,学校でなされている「かけ算」の指導について,具体的な授業や正誤判定の状況は別として,根底にある考え方には賛同の立場*1だと理解しました.
上記2つのツイートには,共感する人(ツイッターアカウント.IDは別として)を表明している,という共通点があります.
私自身,「かけ算の順序」関連で学んだことを取りまとめたり,最新の情報にパクついたりしているうちに,ツイートに嫌気をさし,氏名を取り外したり,はてブのツイート連動もなくしたりして,情報発信を減らしていました.
小学校教育の「実情」や「背景」を知りやすくするための,情報整理と提供を,引き続き進めていくことにします.

なお,[https://twitter.com/tebasakitoriri/status/825744134493253638]は,条件の吊り上げ過ぎであり,見解が異なる人とのコミュニケーションとしては失敗ではないかと,見ていて感じましたが((答えまで×とするのは,[http://blogs.itmedia.co.jp/magic/2011/12/6886-2d5b.html]の影響でしょうか.「数量の把握」と「式」とを区別して正誤判定をしている事例には都算研の[http://tosanken.main.jp/data/H25/happyou/20131018-7.pdf#page=6]があり(都内の公立校の先生方が関わっています),その出題や正解率は,東京書籍の教科書で反映されています[https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/sansu/files/web_s_sansu_gakuryoku1.pdf#page=2].正誤を離れ,導入段階での扱いについて書かれた学術文献には[http://ci.nii.ac.jp/naid/110007994852]が思い浮かびます.)),ツイートの意図とは別に,事例を集約していくと,そこに「順序」「固定」「強制」といった表記は皆無であり,批判者によるレッテル張りなのが広く浸透していけばと,淡い期待を抱いております.