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M1ポスター発表

昨日は,マスターコース学生が成果発表をする「某ゼミ」の今年度最終回でした.
年明けからはM1のポスター発表を3回に分けて開催しました.当研究室のM1の2名は,所属クラスタの中では,名簿順で最後ということもあり,昨日,ポスターを掲示して進捗を報告し,ディスカッションをしていました.
1回につき,5件のポスター発表です.90分を5で割ると,1件あたり18分……聞いて意見交換をして,採点および発表者フィードバックのためのコメントシートに記入するとなると,ちょっと厳しい時間配分を言わざるを得ません.
「1件あたりの時間」について,もう少し詳しく書いておきます.最初に見るポスターはともかくとして,2番目以降は,ディスカッションをしている状況を遠巻きに見て,やりとりが終わったところで近づき,最初から聞くことになります.口頭発表では,1件の発表の開始と終了が,部屋にいる者にとって共通ですが,ポスターだとそうもいかないわけで,この時間の使い方の違いは,口頭発表とは異なるポスター発表の特性となります.
結局,1件あたり18分ですべて回るのを,あきらめました.他の研究室の3名を重点的に見て,残り20分ほどで当研究室の1人のポスターの前につきました.
残り約1年,某ゼミ発表における先生方のアドバイス,そして学会発表での専門家からの厳しい意見をもとに,しっかり勉強してシステム開発して評価して,そうそう就職活動もしながら,充実したキャンパスライフを送ってほしいものです.
話を戻しまして,研究室内のポスター作成は,これまでと同様です.発表日,そして学内の印刷依頼日に注意しながら,まずはPowerPointファイルを編集します.この編集の段階から,B1縦長(728mm×1030mm)で作っておきます.こちらからも修正指示を何度か出し,印刷するとなったら,そのサイズのままPDFに変換し,大判印刷の実施要領に沿ってファイル添付のメールを送ります.
なのですが,発表当日のやり方は,従来から変えました.当研究室のこれまでの学生のポスター発表は,フレーム(パネル)に入れて講義室に持ち運びをしていたのですが,今回は,紙のまま持参し,養生テープで壁に貼ってもらいました.そして某ゼミが終わってから,研究室内の,古いポスター発表の入ったフレームを差し替えるよう,指示しました.
養生テープは粘着力が比較的弱く,壁にも,ポスターにもうまく貼って剥がせば跡が残らないのですが,もしポスターに跡がついたとしても,テープを貼るのはB1サイズの外側です.大判印刷は,指定サイズより数cm,上下左右に余分ができるので,そこにテープを貼って,某ゼミで掲示し,研究室に持ち帰ったら,カットして*1フレームに入れれば問題なしという次第です.

*1:フレームの裏板に合わせて切るというのが簡便です.少々ずれても,フレームに入れてしまえば目立ちません.