わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

それ前の

1年向け授業では

「Cのソースファイルをコンパイルすると,実行ファイルができます.cc hello.cを実行し,エラーがなければ,a.outというファイルが作られ,これが実行ファイルです.
コンパイル時にエラーがあると,実行ファイルは作られません.
コンパイルでエラーが発生しても,a.outのファイルがあるというときは…
それは,エラーを起こしたときよりも,前に,コンパイルして作られたファイルです」

2年向け授業では

Apacheのビルドに成功し,設定ファイルのうちポート番号のところを変更*1して,端末でbinのディレクトリに移動してから,./apachectl startというコマンドを実行することで,Apacheのサーバが起動します.ブラウザのアドレスバーに,http://localhost:ポート番号を打ち込んでEnterを押したとき,『It works!』だけのページが表示されればOKです.
ここで,端末で./apachectl stopを実行すると,サーバは終了します.先ほどIt works!と表示された画面は,ただちには消えません.サーバを停止する前に,ブラウザで表示させた内容は,サーバの動作に依存することなく,残っているのです.
ブラウザで再読込をすると,『接続がタイムアウトしました』のような画面が出るはずです.
そんなの出ない,サーバをストップさせたのに,ブラウザ再読込でIt works!が出るよと言う人は…
ブラウザのキャッシュに,そのページの内容が残っていて,サーバにアクセスすることなく,読み出している可能性があります.
もう少し待ってから,再読込すると,今度はエラーになるはずです.あるいは,ブラウザを終了させて再度起動し,localhostを含むURLを打ち込み直せば,サーバが稼働していないことを,確認できると思います」

*1:演習課題では,管理者権限を持たない状況で,端末でコマンドを実行していき,ビルドをしてもらいました.