わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

3×3×3のワールドカフェ

A:A→A→A
B:B→B→B
C:C→C→C
1:A→B→C
2:A→C→B
3:B→C→A
4:B→A→C
5:C→A→B
六:C→B→A

 月曜の1年セミナーです.先週は全体会で,1年生は大講義室にて情報倫理の動画を観ました.そこで出された課題について,今週の1年セミナーでグループディスカッションを行い,グループごとにWordファイルに取りまとめて提出することになっていました.
 10人を2グループに分けるのでは,話を聴くだけの学生ができてしまいます.そこで,より相互に会話のしやすい,3人のグループを基本とし,時間は15分を3セッションとしました.
 セッション進行は,以前にも利用した「ワールドカフェ」を採用しました.本記事冒頭の系列は,9人=3人×3グループとしたとき,それぞれがつくテーブルを表します.教室内のホワイトボードに,殴り書きをしました.
 「A」と「B」と「C」は,セッションが変わっても移動をしない,各テーブルのホスト役です.BYOD PCを用いた記録係も,お願いしました.
 「1」から「六」までの6人は,ABCの各テーブルに1回ずつ,そして異なるセッションで同じ人と会話をすることがないように,移動の順番を決めました.順番決めのルールは多順です.最初は2人ずつ3つのテーブルに振り分け,そのあとは,奇数の番号の人はA→B→C→Aのループ,偶数の番号の人はA→C→B→Aのループで,移動してもらいました.
 ところで上記は,3人×3グループ×3セッションの場合の,漏れなく重なりなく,全員と会話ができるという組み合わせです.人数は9人です.
 担当は,1年生10名です.先々週は1名,欠席でしたが,今週はどうでしょうか…
 開始時刻に教室に入ると,1年生はちょうど9人でした.先々週とは異なる学生が,欠席していました.
 ということで想定通りにワールドカフェを実施することができました.
 「六」はもちろん「6」のことです.「9」と間違えないように,漢数字で書いて,AからBまで,1から5までと同じように,クジを作ってから*1,番号「9」の人はいないことに,気づいたのでした.

*1:「7」のクジも作っていました.胸ポケットに入れて,セミナーの教室へ行きました.