自分はこの授与式にはお呼びがかかりません.過去には学会(電子情報通信学会総合大会)参加のため,卒業・修了生に「当日こちらは大学にいません」とメールを送ることが何度もありました.
しかしながら今年は,学会と学位記授与式の開催日が異なりましたし,3月の参加予定の学会はみな現地開催中止で,出張予定はキャンセルです.ということでいつもの時間に出勤し,10時半の開始までは年度末にすべき仕事をして,ブラウザで,ライブ配信を観ました.
学位記授与は,学士と修士は所属ごとに代表1名が出て,博士(シス工3名,観光1名)は1人ずつでした.「以下同文」なしです.
学位記の読み上げとしては3人目となる,システム工学部生に対し,日付が「2020年3月25日」だったのに少し驚きました.最初の教育学部生の学位記については「令和2年…」だったのでした.ライブ配信が終わってから再生して確認したところ,教育学部・教育学研究科は「令和2年」,他は「2020年」でした.
学長式辞*2にも,耳を傾けました.「インフォデミック」と「小爆発二件」に対し,検索して詳細を知ることができたのは,配信ならではといったところでしょうか.いくつか,リンクしておきます.
- infodemicの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
- 【コロナウイルス】広がるインフォデミック(Infodemic)の脅威:なぜ人は効果のない「マスク」を買ってしまうのか | 訪日ラボ
- 寺田寅彦 小爆発二件 - 青空文庫
- 寺田寅彦の「正当にこわがる」がなぜ誤用・悪用されたのか。「正しく恐れる」では意味も目的も大きく異なる - 踊る小児科医のblog
司会者の「本日は,おめでとうございます」のあと,降りてきた緞帳に書かれた「丸正百貨店」「ナショナル」が,歴史を感じさせます---会場は和歌山市民会館でした.wikipedia:和歌山市民会館によると,「市民会館は完成から40年以上経過し建物が老朽化され、移転先を和歌山城北の伏虎中跡地に建設中で、2021年度に完成が予定されている」とのことです.
*1:本記事公開時に配信用URLを記載していましたが,非公開になっていますので,該当行は削除しました.
*2:https://www.wakayama-u.ac.jp/_files/00199865/r1gakuijuyo.pdf