いきなりですが問題です.
気象警報の発表や,交通機関の運休で,授業が休止になりますが,大学のLMSにアクセスできなかったときにも,休講にして他の日に授業をするべきではないでしょうか?
回答の前にいくつか確認です.和歌山大学については,以下のページにて,ルールが公開されています.
次に,LMSは学習支援システム(Learning Management System)のことで,和歌山大学ではMoodleサーバを学内に設置しています*1.
それと上記の問題では明示していませんが,新型コロナウイルス感染症への対応として,オンライン授業を実施していることが背景にあります.多くの学生は,学外(おそらく自宅)から,大学のMoodeサーバや,Microsoftのサービス(Stream,Teamsなど)にアクセスして,資料を視聴したり,質問や議論をしたり,答案を提出したりしています.
といったところで回答です.個別の科目で,LMSなどへのアクセスができなかったときには,他の日に授業をするなどの代替措置が必要となるでしょうが,大学の運用として,気象警報発表や交通機関運休と同列に,アクセスできないときには授業休止とするルールを設けるべきではないと考えます.
気象警報の発表や,交通機関の運休に対し,授業休止とするのは,「自宅にいるなら,大学へ来ないように」というメッセージが含まれています.
それに対し,LMSにアクセスできない場合には,それが事前に告知されているのでなければ,時間をおけば復旧が期待できるわけで,そのときにアクセスをすればいいのです*2.
もし,事前の告知があるのなら,授業担当の教員が対応を決め,学生向けに通知します.また一時的にLMSにアクセスできなかったことが理由で,答案が提出できなかった,または課題実施の時間が十分にとれなかったという場合には,教員にメールなどで問い合わせましょう.教員がそのような問い合わせを複数,受け取ることで,障害があったことを知り,例えば期限の延長などを行うことになります.
先週,暴風警報が発表され,授業休止と代替授業日の案内が出ましたが,オンデマンド型の授業は対象外という通知がメールで届きました.今週水曜日は,大雨警報です.1限の担当講義は,オンデマンド型ということで,Moodleのコースのお知らせのページに「気象警報発表や交通機関運休の場合にも,原則として,授業休止になりません.」を追加し,こちらで把握する限りトラブルはありませんでした.4限の某ゼミは,Teamsのビデオ会議を使った同時参加型の授業ということで,休講です.取り仕切る先生より,発表スケジュール変更のメールが届きました.