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筆記試験の注意事項

 試験の1週間前に,実施概要を学生向けに公開しました.
 日時・教室は省略しまして,そのあとの注意事項(の最終版)は次のとおりです.

  • 試験時間は,①参照物チェック,②解答用紙・問題用紙の配付,③解答,の合計が90分です.
  • 着席可能な座席は,試験室にて指示します.
  • 解答用紙・問題用紙の配付と,解答用紙の回収は,教員が行います.
    • 学生どうしで用紙を回す(送る)ことや,試験時間中・終了後にかかわらず自分から提出するということは,しません.
    • 問題用紙は解答用紙に挟み込んで配付します.遅刻者以外の全員に行き渡ったところで「解答はじめ」を指示します.
  • 試験ですので,学生証を持参し,机に置いてください.学生番号や氏名を記入するためのペン等も持参してください.
  • 試験終了後の退室方法は,試験室にて指示します.廊下側に近い者ほど先に退室,ということのないようにします.
  • 自筆ノート1冊のみ参照可とします.
    • 表紙に学生番号・氏名を書いてください.
    • 参考書・書籍・電子機器は不可です.授業資料であるか否かにかかわらず,印刷物・コピーは不可です.
    • ノートが複数冊になった場合は,テープなどでくっつけておき,試験中にばらばらにならないようにしていれば可とします.
    • ルーズリーフは,「すべて自筆(印刷物やコピーがない)」「バインダに綴じ,試験中取り出さない」を満たしていれば可とします.
    • 1枚の用紙や,複数の用紙をステープラ(ホチキス)で綴じたものでも,かまいません.その場合にも,学生番号・氏名を書いてください.
    • ノートへの紙の貼り付けは,すべて自筆であり,糊付けを行い,試験中に分かれないようにしていれば可とします.
    • 付箋はサイズを問わず認めません.糊付けやホチキス留めでも不可とします.
    • 自筆でないことや,付箋を貼り付けていることが,①参照物チェックの時点で発した場合には,該当箇所を取り除くか,参照物なしで解答してもらいます.自筆でないことが,③解答の時点で発覚した場合には,不正行為として取り扱います.
  • 置き時計・目薬・鼻紙・拭くもの(ハンカチ・タオルなど)・あおぐもの(うちわなど)の使用も認めますが,試験開始時から机の上に置き,不正行為と疑われないようにしてください.
  • 「○○はOKですか?」については,試験より前に相談をください.試験中に対応する必要があった場合には,上記のうち①参照物チェックに時間を消費し,③解答の時間が減ることになります.

 「自筆ノート1冊」のルールは毎年同じです.付箋不可も同様なのですが,ノートへの紙の貼りつけについて,事前に学生よりTeamsで問い合わせがあり,条件付きで認めることにしました.付箋を不可にしている理由は,Teamsで,次の2点をアナウンスしました.(1)過去に付箋が飛び散ることがあった.(2)参照物チェックで付箋が剥がれないことを確認するのは手間なので,一律禁止にしておく.
 コロナ対応のため,事前に定めたルールとしては,「配付・回収は教員」「退室方法を指示」があります.
 配付に関して,当初は,まず解答用紙を配付して,次に問題用紙を配付して,それから「解答はじめ」と言うことを考えていましたが,これは時間がかかりすぎです.事務に相談して,試験の前日に解答用紙を得ることができましたので,あらかじめ挟み込んでおきました.
 退室方法は試験室に入ってから方針を立てました.「解答やめ」のあと筆記用具を片付けさせ,机の上には解答用紙のみにして,列を指定して順に静かに退室させました.
(同日追記)教室で,その場で決めて規制をしたことが1点,ありました.「飲み物禁止」です.用紙配付の直前に,水筒やペットボトルを,机の上に置く学生がかなりいました.試験中に用紙が濡れるのは,よくありませんので,一口飲んでから,カバンにしまうよう指示しました.