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2つのクォーター科目の動画の合計時間は

 昨日,今年度担当の授業が終了しました.
 2つのクォーター科目に分かれた,1年後期のプログラミング科目について,前半(第3クォーター,3Q)は昨年度の内容を流用しつつ,うるう年の判定といった新作も用意しました.授業のことよりも,12月初旬の成績報告期限までに,この科目と,2年の3Qのプログラミング科目の両方について,答案を一つ一つ見て素点を付け,成績評価をするのに,時間が取られました.
 後半(第4クォーター,4Q)の担当は1科目だけでした.ただし元ネタが枯渇しており,木曜授業に合わせるために,前週の金曜から日曜にかけてプログラムの素案を作り,月曜から火曜はPowerPoint資料の作成,水曜にナレーションして,木曜の朝にコンテンツ登録,としたかったのですがスケジュール通りにいかないこともよくありました.
 最終回は,プログラミングの課題を少なめにして,最後の資料は,授業各回の振り返りを行い,これからの(プログラミングの)学びを最後の2枚のスライドにして,締めくくりました.
 Moodleへの登録が終わってから,これまでの資料と,プログラミング課題が,3Qと4Qでいくつずつあったか,集計してみました.1行1項目で,Excelファイルにしました.「資料」と「課題」で別のワークシートです.科目名(3Qか4Qか)では,分けませんでした.
 資料については,各動画の分と秒も,セルに書き込みました.そうすると合計が求められます.やってみると…
 3Qの科目は,資料数が27で,動画の合計時間は,3時間49分16秒でした.次に3Qの科目は,資料数が25,動画はトータル3時間49秒49秒.3Qとの違いは,1分もないことに,驚いてしまいました.
 ところで4Qの初回授業,この科目の内容などを記した最初の資料には,「動画視聴を少なく」「自分で考えてプログラムにする活動を多く」と書いていました.結果的に前者は達成できなかった? …
 というわけでは決してありません.2つほど違いがあって,一つは,3Qでは資料の内容に基づく「確認問題」という穴埋め問題を解いてもらいましたが,4Qは実施しませんでした.もう一つ,4Qで予習課題の解答例を資料にし,動画を視聴可能にしたあとで,採点をしていくと,学生の答案を見て資料に間違いがあることに気づき,1枚のスライドだけ,記載内容とナレーションを差し替えて,修正版を作ったのですが,最初のと修正版の両方が,動画の合計時間に算入されているのでした.
 次に,「3時間49分」は,正味の授業のうちどれくらいの割合の時間になるのかを,概算してみました.週1コマのクォーター科目の授業時間は,90分×7.5回=675分=11時間15分です.3時間49分は,その約3分の1となります.
 残りの3分の2で,資料を再生し直したり,3Qのときには確認問題を解いたり,そしてプログラミング課題に手を動かしたりした,と考えると,時間的にはちょうどよかったかなと思っています.