子どもの一人が,PC部屋に上がってきました.
仕事がひと段落ついたところだったので,イスを回してその子のほうを向き,状況を聞きました.
うえの子から,タブレット端末を充電するよう指示を受け,数時間充電していたはずですが電池残量がまったく上がっていなかったため,1階を追放されたとのこと.
理不尽な話ではありますが,思い当たるところもあります.
これまで,スマートフォンやタブレット端末,ノートPC(Chromebookを含む)の充電は,PC部屋で行ってきました.USB Type-Cやmicro USB,Lightningといったコネクタにつなげれば,充電できます.うえの子の愛用の端末*1も,そうしてきたわけです.
ただしType-Cに関しては,供給電力に違いがあり,iPadやノートPCの充電に使用できる端子は限られています.形状は同じでも,スマートフォン専用にしているものもありました.自分は,ケーブルの形状---供給電力の高いところには太い線を使用しています---や,線の出もとから,区別できるのですが,子らには容易ではなかったのでした.
もう一つ,好ましくないと思っていた状況がありました.妻のスマートフォンの充電です.
ケーブルの配線と長さの都合で,自分のPCのキーボードのすぐ左を,定位置としていました.朝,妻が来たときには,おはようと言いながらキーボードから手を離し,スマートフォンをコネクタから外して渡す必要があります.夜に(例えば自分の入浴中に),妻が取り付けるときには,スマートフォンを,小型PC(比較的目立つ場所にあります)の真上に置くのです.熱が外に,逃げてくれません.そして取り付けが甘かったのか,スマートフォン側の機構なのか,ときどき,ひと晩つけてた*2のに20%だった,ということがありました.
これらの事態を解決するには,充電を1階でも行えるようにすることです.取り付け・取り外しだけでなく,何%まで充電できたかを,使用する者が画面を見て判断できればいいのです.
解決のための物品は,これまで個別に購入してきました.
ここで考えないといけないのは,充電スタンドの設置場所です.付け外しがしやすいところに置きたいのですが,行き来が多すぎるところだと,スタンドや機器に人が当たって,倒したり落としたりしてしまう危険性があります.
あそこはどうかなと,候補の場所を聞き,行っててみると,玄関に近すぎました.来客が目にすることになってしまうため,却下せざるを得ません.
トイレに続く廊下に,小さめの机を設置する案も,暗いと歩いていてぶつかりそうという意見で,没になりました.
最終的に,食べる部屋のオーブンの横の台を間借りすることにしました.この台の上には,「基礎英語」を鳴らすためのラジカセと,袋に入った食パンが,無造作に置かれていましたが,食べるものを移動させることで,充電スタンドを置くスペースができました.
充電しないときに,ケーブルが見苦しくなる懸念も,配線の仕方でいくらか,解決を図りました.
この運用にして数日が経過し,とくに不満の声は出ていません.自分のPCやキーボードの周辺においては,妻(のスマホ)の干渉がなくなりました.
あえて不満をあげるとすると,ホコリが目立つことでしょうか.雑巾では,きれいに取れそうに思えません.床の掃除機かけと別に,ハンディクリーナーと除電ブラシを使って,週1階,違った週1回でも掃除をするとしましょう.