わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

超音波洗浄機でメガネを洗おう

  「ただいま~」
「あ,パパ,おかえり.アマゾンから,おっきいの,届いてるよ」

 「パパ,何なん?」
  「すえの子よ,これなあ,超音波洗浄機や」
 「!?」
  「パパのな…メガネを洗いたいなと思てな」
「それやったら,うえの子ちゃんのメガネも,洗ろてくれる?」
  「ええよええよ.機械を,箱から出すのはパパがするんで,すえの子よ,水を用意してくれるか」
 「水ぅ!?」
 電力供給の都合で,食べる部屋の床の上に置き,プラグを差し込んで,水を適量,入れました.自分のメガネを,レンズを上にして静かに入れて,蓋をして,ボタンはすえの子に押させました.
 「何か音が出てる!」
  「ああ,こういうのんやなあ.超音波洗浄機っちゅうやつ」
 「パパ,使こたことあるの?」
  「いや,買うたんは初めてやが…」
  「こういう超音波洗浄機っちゅうのがな,メガネやさんにあってな」
  「お店に入って,無料で洗ろてもろたりしたもんや」
  「あんときも,ジジジって,音が鳴ってやな…」
  「うわ,すえの子,パパの話,聞いてへんやろ」
 そうこうしていると,音が鳴り止みました.3分で,止まるようになっています.
 水の中から取り出して,気づきました.拭くための道具を,持っていないのです.とりあえずティッシュペーパーで水気を取りましたが,拭き方が良くなかったのか,メガネの中央に,線が入ってしまい,拭き直しました.
 水を交換して,次はうえの子のメガネを洗いました.うえの子と,すえの子が,食い入るように機械を見つめています.…
「パパ,あのさあ」
  「ママよ,どした?」
「なんでアマゾンの箱って,あんなに大きいの?」
  「まあ梱包の都合やろな.それと今回,実はこの洗浄機のほかにもう一つ,買い物しててん」
「何買ったの?」
  「…これなんやが」