某年月日,自転車で出かけました.
話はその出発前から始まります.納屋の奥の自転車を,明るいところに出してみると,前輪のタイヤの空気が,完全に抜けていました.
パンクか,さて近所の自転車屋さんどこだっけと思いつつも,とりあえず空気を入れてみると,十分にタイヤが膨らみ,パンクの箇所を見つけることができませんでした.
後輪にも空気を入れて,漕いでみました.空気が抜ける気配がありません.
と思いきや,1kmも走ると,前輪のタイヤがぺしゃんこになりかけていました.後部に体重をかけて,走り続けました.
どこか落ち着ける店に入って,近隣の自転車屋さんを検索するか…と思ったところで,自転車屋さんが目に留まりました.店の半分は販売,あと半分は修理なのが,ガラス越しにわかります.修理のほうのドアを開け,自転車を見てもらいました.
「これは,虫ゴムがなくなっていますね.交換しましょうか」と言われ,なんと,タイヤではなかったのかと心の中で驚きながら,お願いしますと伝えました.
以下は帰宅後に検索して知った情報です.
前後輪とも替えてもらい,空気を満タンにしてもらって,タイヤ交換より格安の代金を支払いました.
帰りはすいすいです.上機嫌で帰宅しました.