わさっきhb

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耕す

 (妻の;以下略)父より,毎年1月に実施している,トラクターで耕す作業を,今回は自分が行う,という話になっていました.下旬かと思っていたら,3連休の中でどれが一番いい? という妻の質問により,昨日実施しました.
 ただし,朝食後すぐというわけにもいきません.組み立て式ベッドの移動と,軽油(スタンドで)と灯油(セルフで)の購入をして,9時から作業開始です.
 数年前に一度,乗ったことはあるのですが,操作感覚はほとんど覚えていません.また今回は,トラクターの出し入れや,田んぼでのトラクターの動きなど,自分で決めて行動しないといけません.
 最初の,トラクターを,収納されていた場所から歩道に出すまでに,難儀し,何度も切り返した結果,最も狭い箇所にぶつけてしまいました.
 ともあれ耕す作業です.圃場は3箇所に分かれています.自宅から最も遠く,面積が広い田んぼから,作業を始めました.右端の,株が出ているところを,右前輪で踏んでいけば,壁に当たることなく耕せることを知りました.1~2列分,耕されているのを見て,父は帰っていきました.
 1つ分を終えると11時半です.田んぼの中で,すぐバックして出せる位置に機械を置いて歩いて帰宅し,子らと昼食をとりました.
 午後1時から作業再開.運搬車に軽油タンクと石油ポンプ,そして「橋」と呼んでいる鉄製の器具を2つ乗せて,2番目の田んぼのそばまで運び,トラクターを移動させました.
 耕す作業をするまで,言い換えると外から(上から)田んぼを見ていたときには,硬そうに見える表面でしたが,トラクターの破砕機が入ると,かなり柔らかくなります.耕したあとに,方向転換などでタイヤが乗ると,しっかりタイヤ痕がつきます.ときにはトラクター転覆の危機を感じることもあり,入口の反対側の三角形状の数mほどは,これを理由に耕すのを断念しました.
 この田んぼからバックで出るときに,右後輪が「橋」を踏み外しました.しかし転覆することはなく,このまま進んで大丈夫と確信し,なんとか道路まで出せました.
 3番目の田んぼは,自宅から最も近いため,まずはトラクターを移動させ,次に運搬車を定位置に戻し,給油をして,いったん自宅でコーヒーを飲んでから,作業しました.腰に入れていたデジタル歩数計の時計によると,開始が2時45分,終了が3時45分でした.
 トラクターを戻す前に,最も狭い箇所の周辺の鉢植えを移動させておき,父ではなく妻に見てもらうことで,ぶつけずに一発で通過できました.
 1年間で田んぼに対して行うことは,まだまだあります.一つ一つ,覚えていくとします.